今はAIがあるからなあ

30年以上前に、2次元空間で正方形の図形を乗り越える粘性流体を
渦なども含めてシミュレーションするのに何十時間も掛かった、
って話だったが
その時代でも流体を見慣れた職人の達人は「ここは、こうなるじゃろー!」
と太い毛筆で流線を描いて見せた筈である

そして、今のAIにメッシュ上の圧力と温度と流速の初期値を与えて
それが時系列で変化していく様子を多数学習させて(というか、インプット配列とアウトプット配列として
与えてやった)やったら、特に元々の原理的な各メッシュ間の連立漸化式の類なんて与えなくても
ちゃんと計算できるようになっちゃった!というんだよなw
人間の達人が「こんな流れになるじゃろうなあ〜?」と勘でやってたのと同じことを
AIが3次元ですぐに作ってしまう
もちろんメッシュサイズがあんまり細かいとまだ無理だろうが

この場合、メッシュが長さ倍率で10倍くらい粗いアウトプットになってしまうかも知れんが
それを計算の初期値として与えて、もう1回物理学的に厳密な計算をしてやると
計算時間を早めることは十分に出来るか