>>447
同様に戦時中の日本が建造した戦時標準船も各型合わせて合計約1000隻建造したのだから、弱体な日本の国力と
鉄鋼・造船能力を考えれば大健闘したと言っていいでしょう。

そして終戦時残存していた戦標船も戦後間もない時期の輸送力不足を補うために有効活用され、1950年代後半に
日本造船業が再起し新造船舶が続々と就役するまで国内外で活躍しました。

そして何より戦時中に急造護衛艦艇や輸送船を量産する為に培った技術は戦後に更に飛躍し、1960-70年代には
米国造船業を圧倒し実質的に滅ぼしているのだから、「負けて勝つ」を地で行く話です。