>>906
そも、今となってはフルのSSNである必要性がな……30ノットの空母の護衛がー!ってのが
お決まりの主張だけど、原子力空母単身でしか30ノットの継続は不可能で、艦隊として可能な
巡行速力は結局20ノットちょいでしかない。30ノットはあくまでも短時間、必要な時だけ出す
ダッシュ速度にしかなりえない
なら原潜だって20ノット強で巡航できる原子炉積んで、それ以上のブーストは電池に貯めといた
電力で賄えば事足りるんよ。こう言うとまたお決まりの主張は「原子炉しょっぱくしても小さくも安くもならん」
だけどんなわきゃーない。出力に関係ないのは饅頭の皮に相当する遮蔽の厚さであって
餡子に相当する燃料集合体はきっちり小さくなって全体も(そりゃ出力比例とはいかんが)小型化するし
何よりLCCにがっつり効いてくる核燃料そのものの量はきっちり減少する

一般的によく言われるようなスーパーSSとしてのSSnとは性格は違うけどバランスの違いであり
SSnであることに変わりはない。もちろん原子炉出力はスーパーSSよりだいぶ大きくなって、おおむね
フルSSNの1/3程度と考えればよい

昔、電池の性能が足りなかった時代にSSN整備しちゃった国が今後もSSN作り/使い続けるのはそらそうなるが
今から作ろうかって話になった時にわざわざSSNにするほうがよっぽど「理由がない」。どっかの親切な国が
出来合いのSSNの技術をぽんっと供与してくれる約束がある、ってんならそらSSN選ぶけどさw