陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
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※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
について主に扱うスレッドです。
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過去スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術33
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海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術34
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1Lans ◆cFcS.yrpJw
2020/12/13(日) 23:48:29.40ID:EiqU2Ybp226名無し三等兵
2021/01/23(土) 16:32:09.93ID:YryjlquP また、5月10日から6月3日までつまりダンケルクまでのドイツ軍の損害は1日あたり平均2500人だったが
ダンケルク以降の6月4日から6月25日のドイツ軍の損害は1日あたり4600人だった
戦力的に拮抗してたダンケルクの突破と包囲戦より
戦力で遥かに勝っていても防衛線を正面からうち破る必要のあった"消化試合"の方が遥かに手こずったわけだ
ダンケルク以降の6月4日から6月25日のドイツ軍の損害は1日あたり4600人だった
戦力的に拮抗してたダンケルクの突破と包囲戦より
戦力で遥かに勝っていても防衛線を正面からうち破る必要のあった"消化試合"の方が遥かに手こずったわけだ
227名無し三等兵
2021/01/23(土) 16:47:06.16ID:v2l36Hn/ 消化試合までが戦闘ですから。
突破からがスタートです。
突破からがスタートです。
228名無し三等兵
2021/01/23(土) 16:47:30.03ID:9E8mmnuH230名無し三等兵
2021/01/23(土) 16:59:38.07ID:YryjlquP >>228
遊兵になっていたと言うのは一般的にはマジノ線に貼り付けられていた戦力の事になると思うが
その反対側のドイツ軍もそれなりの数の軍隊は貼り付いていたし
主攻がアルデンヌと分かったらある程度はそっちに派遣もされてるから
マジノ線にいたフランス軍の全てが遊兵だったという事はできない
そしてこれを除いてもベルギー方面にいた英仏軍とベルギー軍とオランダ軍を合わせればどちらにせよかなり戦力は拮抗してるぞ
少なくともケースレッドの時の戦力差は明らかにない
問題とするならマジノ線の遊兵よりむしろ5日間で消滅したオランダ軍約10個師団を数に含めるのかどうか
とかの方が実質的な問題だろうね
遊兵になっていたと言うのは一般的にはマジノ線に貼り付けられていた戦力の事になると思うが
その反対側のドイツ軍もそれなりの数の軍隊は貼り付いていたし
主攻がアルデンヌと分かったらある程度はそっちに派遣もされてるから
マジノ線にいたフランス軍の全てが遊兵だったという事はできない
そしてこれを除いてもベルギー方面にいた英仏軍とベルギー軍とオランダ軍を合わせればどちらにせよかなり戦力は拮抗してるぞ
少なくともケースレッドの時の戦力差は明らかにない
問題とするならマジノ線の遊兵よりむしろ5日間で消滅したオランダ軍約10個師団を数に含めるのかどうか
とかの方が実質的な問題だろうね
231名無し三等兵
2021/01/23(土) 17:39:33.64ID:9E8mmnuH 予備だった第7軍をオランダに突っ込んだのも痛かったな、フランス軍
232名無し三等兵
2021/01/23(土) 17:41:20.56ID:9E8mmnuH233名無し三等兵
2021/01/23(土) 17:45:40.32ID:YryjlquP >>232
それはそうだが主攻方面にいなけりゃみんな遊兵ってわけじゃないだろ
フランドルに向かった英仏軍は実際陽動ではあってもドイツ軍のかなりの部分と衝突したんだし
あくまでドイツ軍の作戦勝ちであってこの辺を論じたからと言って「戦力が拮抗していた」という部分を否定するのは難しいと思うけど
それはそうだが主攻方面にいなけりゃみんな遊兵ってわけじゃないだろ
フランドルに向かった英仏軍は実際陽動ではあってもドイツ軍のかなりの部分と衝突したんだし
あくまでドイツ軍の作戦勝ちであってこの辺を論じたからと言って「戦力が拮抗していた」という部分を否定するのは難しいと思うけど
234名無し三等兵
2021/01/23(土) 17:50:06.95ID:9E8mmnuH235名無し三等兵
2021/01/23(土) 17:54:31.78ID:9E8mmnuH236名無し三等兵
2021/01/23(土) 17:55:29.54ID:YryjlquP237名無し三等兵
2021/01/23(土) 17:59:06.58ID:9E8mmnuH238名無し三等兵
2021/01/23(土) 18:03:03.86ID:YryjlquP239名無し三等兵
2021/01/23(土) 18:55:42.80ID:9E8mmnuH240名無し三等兵
2021/01/23(土) 19:06:53.49ID:YryjlquP 一致もなにも俺は最初から勝敗を論じてる訳じゃないから
君が拮抗という単語に対してイチャモンつけた部分に関して話してるだけだし
この話の結論は君はイチャモンつけるだけつけておいて論点をすり替える癖があるという事だけでしょ
君が拮抗という単語に対してイチャモンつけた部分に関して話してるだけだし
この話の結論は君はイチャモンつけるだけつけておいて論点をすり替える癖があるという事だけでしょ
241名無し三等兵
2021/01/24(日) 12:56:32.40ID:FnMtmfsD 注目すべきは、大兵力であっても後方連絡線を遮断されると無力化すること、格子縞陣地は消耗戦を強いることは確かだけど、一か所でも突破されてしまう機動戦に持ち込まれると急速に破綻することではなかろうか。
これは後の独ソ戦で再現されることにありますが。
これは後の独ソ戦で再現されることにありますが。
242名無し三等兵
2021/01/24(日) 15:47:30.06ID:WnzUzTcC それはそうだし、フランス電撃戦ではセダンからダンケルクまでの突破こそ真髄ではあるだろうが
各戦役の"注目すべきこと"をあまりに整理しすぎて
「フランス電撃戦はここだけ抑えておけばいい」
「バトルオブブリテンではここだけ抑えておけばいい」
「第一次世界大戦ではここだけ抑えておけばいい」
みたいに話を単純化していく流れには賛成できないがな
現代戦を中心に調べてる人が主要な戦役くらいは調べておかないと
という気持ちで手を出す人には"注目すべきこと"が整理されてる方が当然便利だろうが
ここは別にそういう場所じゃないだろ
各戦役の"注目すべきこと"をあまりに整理しすぎて
「フランス電撃戦はここだけ抑えておけばいい」
「バトルオブブリテンではここだけ抑えておけばいい」
「第一次世界大戦ではここだけ抑えておけばいい」
みたいに話を単純化していく流れには賛成できないがな
現代戦を中心に調べてる人が主要な戦役くらいは調べておかないと
という気持ちで手を出す人には"注目すべきこと"が整理されてる方が当然便利だろうが
ここは別にそういう場所じゃないだろ
243名無し三等兵
2021/01/24(日) 21:10:00.56ID:aHgZXDfY フランス戦はまたその時だけの
一回性のアートだから。
一回性のアートだから。
245名無し三等兵
2021/01/25(月) 13:43:16.14ID:vCi3UcOO フランス軍は陣地戦なら強い!→黄の場合→突破されて運動戦になったらアウト
フランス軍は陣地戦なら強い!→赤の場合→突破されて運動戦になったらアウト
みたいな?
フランス軍は陣地戦なら強い!→赤の場合→突破されて運動戦になったらアウト
みたいな?
246名無し三等兵
2021/01/25(月) 15:11:00.05ID:AZelIpsK 和歌山のはクーデターの準備でもしてたのか
危険人物を釣ってみたのか
危険人物を釣ってみたのか
247名無し三等兵
2021/01/25(月) 17:57:27.08ID:/RFOXc/G >>245
それってソ連軍や北アフリカの英軍にも言える。
ただ英ソはフランスの戦訓によるかは別として迅速な反撃で対処しようとはしてますね。
成功例はアラメインのルウェイサット高地、クルスクで
失敗例はバルバロッサ作戦食らったソ連軍やガザラボックスでいいのかな。
それってソ連軍や北アフリカの英軍にも言える。
ただ英ソはフランスの戦訓によるかは別として迅速な反撃で対処しようとはしてますね。
成功例はアラメインのルウェイサット高地、クルスクで
失敗例はバルバロッサ作戦食らったソ連軍やガザラボックスでいいのかな。
248Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/25(月) 18:28:53.88ID:LipEH+6U >247
>失敗例はバルバロッサ作戦食らったソ連軍
ソ連軍は大損害を許容することで、遅滞と無謀な反撃を繰り返しましたが結果としてモスクワ防衛に成功しています。
必達すべき戦略目的は達成しているのです。
最終的な勝利に為に必要な損害はこれを許容する。
損害を恐れ、反撃に躊躇したり、死守せず後退を続けていたら
モスクワは保持できなかったかもしれません。
稚拙な反撃は戦術次元で見れば失敗以外の何者でもないように見えますが
それが作戦次元に積み上げられ、最終的な戦略次元において目的である「モスクワの防衛と、独軍攻勢衝力の破砕」に成功したのですから。
これを成功と呼ばずに何を成功とするのか?
>失敗例はバルバロッサ作戦食らったソ連軍
ソ連軍は大損害を許容することで、遅滞と無謀な反撃を繰り返しましたが結果としてモスクワ防衛に成功しています。
必達すべき戦略目的は達成しているのです。
最終的な勝利に為に必要な損害はこれを許容する。
損害を恐れ、反撃に躊躇したり、死守せず後退を続けていたら
モスクワは保持できなかったかもしれません。
稚拙な反撃は戦術次元で見れば失敗以外の何者でもないように見えますが
それが作戦次元に積み上げられ、最終的な戦略次元において目的である「モスクワの防衛と、独軍攻勢衝力の破砕」に成功したのですから。
これを成功と呼ばずに何を成功とするのか?
249Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/25(月) 18:32:21.12ID:LipEH+6U ある意味、消耗戦における作戦術適用の例と言えるかもしれません。
作戦術は機動戦/機略戦の為だけにある訳ではないと思います。
(累積戦略でもある訳ですが・・・)
(累積戦略を計画的に運用するのは、連続作戦の利用、つまり作戦術の利用は十分に効果があるかと)
作戦術は機動戦/機略戦の為だけにある訳ではないと思います。
(累積戦略でもある訳ですが・・・)
(累積戦略を計画的に運用するのは、連続作戦の利用、つまり作戦術の利用は十分に効果があるかと)
250Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/25(月) 18:39:57.99ID:LipEH+6U 以前は、モスクワ防衛をソ連軍の勝利とするより、独軍の失敗と認識する場合が多かったように思いますが・・・
作戦術視点から見ると、その独軍の失敗は、実はソ連軍の作戦術により作為された結果と取ることも出来る訳です。
この作戦次元を長らく認識していなかった西側は・・・
作戦術視点から見ると、その独軍の失敗は、実はソ連軍の作戦術により作為された結果と取ることも出来る訳です。
この作戦次元を長らく認識していなかった西側は・・・
251名無し三等兵
2021/01/25(月) 18:47:38.79ID:eoBQ9UMG 第一次世界大戦の緒戦でもフランス軍がドイツ軍の攻撃を阻止した時も稚拙な反撃を繰り返して莫大な損害を出したが
最終的にはシュリーフェンプランはそのせいで頓挫した
フランス軍はそれを成功とはしたが完璧ではなかったと認識したから
電撃戦では果敢に反撃するより後退して戦線を再構築する方を優先してしまったんだなあ
第一次世界大戦の反省を活かしたつもりではあったしもはやフランスには政治的にその損害を許容する事ができなかった
最終的にはシュリーフェンプランはそのせいで頓挫した
フランス軍はそれを成功とはしたが完璧ではなかったと認識したから
電撃戦では果敢に反撃するより後退して戦線を再構築する方を優先してしまったんだなあ
第一次世界大戦の反省を活かしたつもりではあったしもはやフランスには政治的にその損害を許容する事ができなかった
252名無し三等兵
2021/01/25(月) 19:47:45.68ID:pBbV0lvj サマール沖海戦は、大和の主砲で撃沈した戦果はあったのでしょうか?
253名無し三等兵
2021/01/25(月) 20:06:23.34ID:rRLNRmwj てす
254名無し三等兵
2021/01/25(月) 20:47:37.49ID:vCi3UcOO Bunzo@Kominebunzo・14時間
戦時中の米軍技術情報にあるソ連軍戦車と各車種に適用される戦術についてのレポート。
現代の陸戦専門家さんの解説より余程正確で適切な内容になっていて、
このまま和訳して雑誌に載せても、それが昔の文書とは判らないかもしれない。
しかし「独軍はM4を西のT-34と呼ぶ」はちょつと手前味噌かもね。
戦時中の米軍技術情報にあるソ連軍戦車と各車種に適用される戦術についてのレポート。
現代の陸戦専門家さんの解説より余程正確で適切な内容になっていて、
このまま和訳して雑誌に載せても、それが昔の文書とは判らないかもしれない。
しかし「独軍はM4を西のT-34と呼ぶ」はちょつと手前味噌かもね。
255名無し三等兵
2021/01/25(月) 20:51:13.44ID:FDE8Slef >>252
たぶん無い
たぶん無い
256名無し三等兵
2021/01/25(月) 21:03:42.88ID:vCi3UcOO257名無し三等兵
2021/01/25(月) 21:25:18.73ID:eoBQ9UMG >>256
まあ結局分断された戦線を引き直すことのみが意図の反撃であったから動きが消極的になったんだけどな
セダン突破口付近の部隊はどこも防衛線を引きつつ反撃にも出るべしという積極性と主導権を欠いた曖昧な命令を出された
結果有力な戦力を持った分断された北の部隊は戦線を維持すべく後退するのに忙しくて反撃に出られず
分断された南の部隊はまとまった反撃の戦力が足りなかった
まあ結局分断された戦線を引き直すことのみが意図の反撃であったから動きが消極的になったんだけどな
セダン突破口付近の部隊はどこも防衛線を引きつつ反撃にも出るべしという積極性と主導権を欠いた曖昧な命令を出された
結果有力な戦力を持った分断された北の部隊は戦線を維持すべく後退するのに忙しくて反撃に出られず
分断された南の部隊はまとまった反撃の戦力が足りなかった
258名無し三等兵
2021/01/26(火) 01:11:18.75ID:m2G2Sq+K Lans意外とソ連事情知らんのだな
ソ連軍の資料公開で参謀本部とかの読めるけど「国境線防衛」と「モスクワ防衛」は連動した作戦ではない
これが作戦術だなんて言い出すのはそれこそドイツ軍視点の結果論だよ
当たり前だがソ連の国土が蹂躙されて後の政治経済的な運営が沈むような作戦で臨んではいない。
モスクワまで引きずり込む軍事戦略だったという解釈は戦略的視点が欠如してるしソ連側も認めていない。
ソ連軍の資料公開で参謀本部とかの読めるけど「国境線防衛」と「モスクワ防衛」は連動した作戦ではない
これが作戦術だなんて言い出すのはそれこそドイツ軍視点の結果論だよ
当たり前だがソ連の国土が蹂躙されて後の政治経済的な運営が沈むような作戦で臨んではいない。
モスクワまで引きずり込む軍事戦略だったという解釈は戦略的視点が欠如してるしソ連側も認めていない。
259名無し三等兵
2021/01/26(火) 01:16:58.07ID:m2G2Sq+K 歴史学でよくやる失敗だけど
後世からの後知恵で逆算して当時の人が全部計算してましたと都合よく整合性会うように解釈してしまう。
実際は色んな可能性の中で手探りでやってるのが大半。
赤軍は国境線〜スモレンスク直前までの後退は全く計算外で、さらに修正ができていなかった。
だからソ連内部でボコボコに非難合戦があるんだよ
後世からの後知恵で逆算して当時の人が全部計算してましたと都合よく整合性会うように解釈してしまう。
実際は色んな可能性の中で手探りでやってるのが大半。
赤軍は国境線〜スモレンスク直前までの後退は全く計算外で、さらに修正ができていなかった。
だからソ連内部でボコボコに非難合戦があるんだよ
260名無し三等兵
2021/01/26(火) 09:17:43.15ID:FnN/2tSY ソ連軍の作戦術が分かってない人間には、
作戦術を分かってなかった戦時中のアメリカ軍の解説の方が
「正確で適切」に思える、という気づきを得たw
作戦術を分かってなかった戦時中のアメリカ軍の解説の方が
「正確で適切」に思える、という気づきを得たw
263Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/26(火) 10:28:52.82ID:TMilVmbE >258
ソ連は38年〜42年後半頃まで、作戦術は使ってませんよ。
というか粛清で将校激減、参謀本部もろくに機能せず、作戦術など使えません。
私は、ソ連が作戦術を使ったとはいわず、作戦術の視点からみた場合の事を言っています。
計画したなどとは言っていません。経緯や本人たちの意思はどうあれ結果的にみれば、みるべき所はあると書いたわけです。
そして、それは作戦術の内包する様々な可能性を示唆していると言っているのです。
>259
軍事学とは、史学や科学技術といった正確性を求める科学の一面と、その応用を目指す実学の側面があります。
旧軍では、科学的側面を軽視し、実学的側面ばかりうを重視していましたが
欧米(戦後の日本も)は科学的側面を重視し、実学的側面を軽視する傾向があると思います。
>歴史学でよくやる失敗だけど
は正確性を求める分野であるので
>後世からの後知恵で逆算して当時の人が全部計算してましたと都合よく整合性会うように解釈してしまう。
は非常にマズイ間違った方向です。
しかし、実学的側面は、それらから共通項や傾向を見出し、傾向などを分析し、そこから実用の理論やガイドラインを求めるところにあります。
たとえ実施者の無自覚な行動であっても、そこから傾向を見出していくのが実学には必要です。
ソ連は38年〜42年後半頃まで、作戦術は使ってませんよ。
というか粛清で将校激減、参謀本部もろくに機能せず、作戦術など使えません。
私は、ソ連が作戦術を使ったとはいわず、作戦術の視点からみた場合の事を言っています。
計画したなどとは言っていません。経緯や本人たちの意思はどうあれ結果的にみれば、みるべき所はあると書いたわけです。
そして、それは作戦術の内包する様々な可能性を示唆していると言っているのです。
>259
軍事学とは、史学や科学技術といった正確性を求める科学の一面と、その応用を目指す実学の側面があります。
旧軍では、科学的側面を軽視し、実学的側面ばかりうを重視していましたが
欧米(戦後の日本も)は科学的側面を重視し、実学的側面を軽視する傾向があると思います。
>歴史学でよくやる失敗だけど
は正確性を求める分野であるので
>後世からの後知恵で逆算して当時の人が全部計算してましたと都合よく整合性会うように解釈してしまう。
は非常にマズイ間違った方向です。
しかし、実学的側面は、それらから共通項や傾向を見出し、傾向などを分析し、そこから実用の理論やガイドラインを求めるところにあります。
たとえ実施者の無自覚な行動であっても、そこから傾向を見出していくのが実学には必要です。
264Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/26(火) 10:31:19.57ID:TMilVmbE なんで、クラウゼヴィッツルネッサンスで米軍が作戦術に気付き始めた時にSAMSがわざわざ過去の戦史を、あえて作戦術視点で見直す、分析しなおすという真似をしたのか。
そこには歴史学とは別の視点から見直す必要があったからでしょうに。
そこには歴史学とは別の視点から見直す必要があったからでしょうに。
265名無し三等兵
2021/01/26(火) 14:35:16.08ID:meCWMvz4 じゃあ最終的には「作戦術により"作為"」はされてないんじゃないのかな
根本的にある作戦術的な思想により自然と作戦術的な結果が導かれただけであって
作戦術その物を採用していた訳じゃないんならランスの書き方は「誤解を招く」表現ではあったかもね
根本的にある作戦術的な思想により自然と作戦術的な結果が導かれただけであって
作戦術その物を採用していた訳じゃないんならランスの書き方は「誤解を招く」表現ではあったかもね
266名無し三等兵
2021/01/26(火) 14:56:21.78ID:FnN/2tSY267名無し三等兵
2021/01/26(火) 15:03:11.51ID:meCWMvz4 継続って?俺はこの話題に関して始めてレスしたからなんの事かよくわからないんだけど
269名無し三等兵
2021/01/26(火) 18:11:20.60ID:9EMP5Vzj >>267
とりあえず少し遡ってレスを読み込め。
とりあえず少し遡ってレスを読み込め。
270名無し三等兵
2021/01/26(火) 18:15:01.22ID:9EMP5Vzj 1941年当時にソ連軍に作戦術があったかなかったで言えばあったでしょ、スタフカレベルでは。
ただ実際の対応は場当たり的で作戦術をどうこうしてる余裕は無かったと思うけど。
それ以上に有事には攻勢戦略で挑むつもりが、先手を取られて大損害を被って、一度は左遷した消耗戦略派のスヴェーチンを復帰させてるくらいだから、
1941年秋頃から方針が変わったで良いのでは、カツコフの反撃とかその表れなのかは知らん。
ただ実際の対応は場当たり的で作戦術をどうこうしてる余裕は無かったと思うけど。
それ以上に有事には攻勢戦略で挑むつもりが、先手を取られて大損害を被って、一度は左遷した消耗戦略派のスヴェーチンを復帰させてるくらいだから、
1941年秋頃から方針が変わったで良いのでは、カツコフの反撃とかその表れなのかは知らん。
271名無し三等兵
2021/01/26(火) 18:17:21.55ID:9EMP5Vzj272名無し三等兵
2021/01/26(火) 18:22:08.43ID:9EMP5Vzj273名無し三等兵
2021/01/26(火) 18:37:19.77ID:meCWMvz4 >>269
話の流れはよく理解してるが手法の継続と言われても見に覚えがないと言う事だよ
話の流れはよく理解してるが手法の継続と言われても見に覚えがないと言う事だよ
274名無し三等兵
2021/01/26(火) 20:17:30.17ID:9EMP5Vzj >>273
ああ了解した。
ああ了解した。
275名無し三等兵
2021/01/26(火) 20:19:18.42ID:6OFeAS+0 スレ見ててアバロンヒルの第三帝国おもいだした
276名無し三等兵
2021/01/26(火) 21:31:51.00ID:ze9mtvRW 群長が極右とかやばすぎいw
お前らが反乱起こしてどうするんだよwwwwwww
お前らが反乱起こしてどうするんだよwwwwwww
277名無し三等兵
2021/01/26(火) 21:48:05.96ID:UoXSpA0a 三島由紀夫の思想なんて大したことないのにな
278名無し三等兵
2021/01/27(水) 01:32:47.82ID:xY3IYxbW 湯浅・陸幕長、日米共同訓練に突如不参加…“パワハラ&内向き”志向、防衛省内で問題視
「直前になって毎年恒例の日米共同訓練に不参加だなんて、陸上自衛隊はどうかしているんじゃないか」――。昨年10〜11月の米陸軍との沖縄での共同訓練「オリエントシールド」に陸自が突如不参加を決めたことについて、防衛省の間では批判が相次いだという。この決定は陸自トップの湯浅悟郎陸上幕僚長(2019年4月から現職)の「ワガママ」な決定によるもので、自衛隊関係者の間でも「日米同盟にひびが入る」と衝撃が走った。
米軍と同僚幹部が嫌いで、日米共同訓練に不参加
問題となった共同訓練「オリエントシールド」は毎年、陸自が米陸軍と日本各地で実施しており、中国の脅威が高まる今、有事に備えて必要不可欠な訓練であることはいうまでもない。陸上自衛隊は訓練への不参加を決めた理由として新型コロナウイルス感染拡大防止を挙げているが、ほぼ同時期に実施された統合幕僚監部と米軍との共同訓練「キーンソード」には陸海空の自衛隊員が参加しており、感染対策を施した上であれば実施に問題はなかったとみられる。内幕についての防衛省幹部の証言。
「湯浅氏の米軍嫌い、ガイジン嫌いは有名で、オリエントシールドの不参加は米陸軍に陸自施設のある奄美大島を使わせたくなかったというのが理由です。キーンソードを主催する統幕の山崎幸二統合幕僚長とはもともとそりが合っていないため、奄美大島の使用許可を出さないことで山崎氏の手柄を減らすという意味合いもありました。そんな子供じみたワガママで、と思われるかもしれませんが、湯浅氏は今回の判断が日米同盟にどういう悪影響を及ぼすかにはまったく想像力が働かない内向きの人。実際、統幕も九州地方を統括する西部方面隊も奄美大島の使用について何も言っておらず、湯浅氏が一方的に米軍側に使用不許可を通知して混乱を招いていました」
https://biz-journal.jp/2021/01/post_204199.html/amp?__twitter_impression=true
「直前になって毎年恒例の日米共同訓練に不参加だなんて、陸上自衛隊はどうかしているんじゃないか」――。昨年10〜11月の米陸軍との沖縄での共同訓練「オリエントシールド」に陸自が突如不参加を決めたことについて、防衛省の間では批判が相次いだという。この決定は陸自トップの湯浅悟郎陸上幕僚長(2019年4月から現職)の「ワガママ」な決定によるもので、自衛隊関係者の間でも「日米同盟にひびが入る」と衝撃が走った。
米軍と同僚幹部が嫌いで、日米共同訓練に不参加
問題となった共同訓練「オリエントシールド」は毎年、陸自が米陸軍と日本各地で実施しており、中国の脅威が高まる今、有事に備えて必要不可欠な訓練であることはいうまでもない。陸上自衛隊は訓練への不参加を決めた理由として新型コロナウイルス感染拡大防止を挙げているが、ほぼ同時期に実施された統合幕僚監部と米軍との共同訓練「キーンソード」には陸海空の自衛隊員が参加しており、感染対策を施した上であれば実施に問題はなかったとみられる。内幕についての防衛省幹部の証言。
「湯浅氏の米軍嫌い、ガイジン嫌いは有名で、オリエントシールドの不参加は米陸軍に陸自施設のある奄美大島を使わせたくなかったというのが理由です。キーンソードを主催する統幕の山崎幸二統合幕僚長とはもともとそりが合っていないため、奄美大島の使用許可を出さないことで山崎氏の手柄を減らすという意味合いもありました。そんな子供じみたワガママで、と思われるかもしれませんが、湯浅氏は今回の判断が日米同盟にどういう悪影響を及ぼすかにはまったく想像力が働かない内向きの人。実際、統幕も九州地方を統括する西部方面隊も奄美大島の使用について何も言っておらず、湯浅氏が一方的に米軍側に使用不許可を通知して混乱を招いていました」
https://biz-journal.jp/2021/01/post_204199.html/amp?__twitter_impression=true
279名無し三等兵
2021/01/27(水) 01:33:03.49ID:xY3IYxbW 米軍側は最終的に淡々と単独で訓練を実施し、フェイスブックで情報発信をした。本来なら日米共同でやるはずだった訓練を単独でやったことは、中国に圧力をかけるために仕方なかったとはいえ、メンツをつぶされた米軍側の怒りはすさまじかった。統幕とのキーンソードでは奄美大島の近くで日米共同の上陸訓練が実施されたこともあり、米軍内では「ユアサは意味不明で信用できない」との評価が定着しているという。
陸自トップなのに末端人事に口出し
「なんでオレに相談しないんだ! やりなおせ!」―。防衛省A棟4階では連日、このような怒号が響いているという。この声の主はもちろん、湯浅陸幕長。本来陸幕長が管轄するのは将官補以上の将官人事だが、なんと2佐以下の中堅幹部以下の人事にまで口出しし、昨年の人事シーズンには人事調整の指導で連日数時間以上、担当者を絞りぬいたという。防衛省中堅幹部の話。
「大企業の社長が、係長や課長補佐クラスの人事に口出しするようなものだと考えていただければわかりやすいと思います。湯浅陸幕長は陸幕補任課長として人事畑での勤務経験があり、中途半端に実務をかじっているので、タチが悪い。自分が担当者だった時期とは制度や部隊の状況などが著しく変化しているのに、自分の思い込みだけで判断しようとする。陸幕長は本来、実戦に備えた各種法制度の改善などを考えるのが役割なのですが、それはまったくせずに人事だけでなく、各部隊の指揮にまで介入してくる。湯浅氏に取り入るのがうまい男芸者ばかりが出世して、有能な人材ほど早く退職するか、閑職に追いやられている。精神を病む隊員も多く、悪循環が生まれています」
陸自トップなのに末端人事に口出し
「なんでオレに相談しないんだ! やりなおせ!」―。防衛省A棟4階では連日、このような怒号が響いているという。この声の主はもちろん、湯浅陸幕長。本来陸幕長が管轄するのは将官補以上の将官人事だが、なんと2佐以下の中堅幹部以下の人事にまで口出しし、昨年の人事シーズンには人事調整の指導で連日数時間以上、担当者を絞りぬいたという。防衛省中堅幹部の話。
「大企業の社長が、係長や課長補佐クラスの人事に口出しするようなものだと考えていただければわかりやすいと思います。湯浅陸幕長は陸幕補任課長として人事畑での勤務経験があり、中途半端に実務をかじっているので、タチが悪い。自分が担当者だった時期とは制度や部隊の状況などが著しく変化しているのに、自分の思い込みだけで判断しようとする。陸幕長は本来、実戦に備えた各種法制度の改善などを考えるのが役割なのですが、それはまったくせずに人事だけでなく、各部隊の指揮にまで介入してくる。湯浅氏に取り入るのがうまい男芸者ばかりが出世して、有能な人材ほど早く退職するか、閑職に追いやられている。精神を病む隊員も多く、悪循環が生まれています」
280名無し三等兵
2021/01/27(水) 12:57:22.71ID:lIeKeGs2 ソ連の作戦術は1941には確実にあったよ
攻勢用に実践理論化されてたので防御用が宙ぶらりんだっただけ
まぁ国策でそんな守りまくることにならんって方針だから仕方ないんだが
攻勢用に実践理論化されてたので防御用が宙ぶらりんだっただけ
まぁ国策でそんな守りまくることにならんって方針だから仕方ないんだが
281名無し三等兵
2021/01/27(水) 13:01:32.90ID:DFYwO5wL そもそも、ある特定時点で防勢での実践ができてたかどうかと、
作戦術そのものがあったかどうかとは、別の問題なんだよなあ
作戦術そのものがあったかどうかとは、別の問題なんだよなあ
282名無し三等兵
2021/01/27(水) 23:10:09.03ID:tk91GVOw ソ連にはどこにでもある戦略論ぐらいしかなかったやろ
作戦術なんていうのも米国が本流で、そのタダ乗りを後付けしただけだしな
作戦術なんていうのも米国が本流で、そのタダ乗りを後付けしただけだしな
283名無し三等兵
2021/01/28(木) 07:21:33.23ID:y5jrB3Du 釣り針が大きすぎる
284名無し三等兵
2021/01/28(木) 08:37:34.12ID:tpJZewyF バカが湧いてきた
285Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 09:55:24.87ID:5T399T89 米軍にはどこにでもある戦術論ぐらいしかなかったやろ
作戦術なんていうのはソ連が本流で、そのタダ乗りを後付けしただけだしな
-------------
いやあ、レスが簡単に作れてラクだわぁ
作戦術なんていうのはソ連が本流で、そのタダ乗りを後付けしただけだしな
-------------
いやあ、レスが簡単に作れてラクだわぁ
286名無し三等兵
2021/01/28(木) 11:20:23.01ID:1ICgnJjD けど、あのライターは本気でそれくらいに思ってそうなんだよなあw
287名無し三等兵
2021/01/28(木) 12:30:55.62ID:IxBOJVq3 まあスターリンもハラハラきていたが。
289Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 14:41:49.51ID:5T399T89 作戦術と、機略戦と、OODAループと任務指揮の関係性は注意が必要です。
1)機略戦を行う為に作戦術で計画を作り上げる
2)そして行動をOODAループを速くすることで機略戦を実行する
3)実施において・・・
⇒陸軍:作戦術でくみ上げた作戦を維持する為に任務指揮を使う
⇒海兵:戦場を浮動状況に持ち込む為に任務指揮を使う
ですが、消耗戦においても作戦術は機能します。
1)消耗戦を行う為に作戦術で計画を作り上げる
2)そして行動をOODAループを速くすることで火力を有効に使い敵を圧倒する
3)実施において作戦術でくみ上げた作戦を維持する為に任務指揮を使う
注意が必要なのはOODAループを高速化する方法は任務指揮に限りません。
ソ連軍:下位部隊のマニュアル統制による無判断の自動的行動と計画統制で部隊行動の高速化を実現(テンポの維持による主導の確保)
※ただし上級部隊は作戦行動が上手く進展するように任務指揮する。
この方法は消耗戦にも機略戦にも応用可能なのです。
(だから長い間、西側は東側の機略戦指向を読み違え、ずっと殲滅戦指向≒消耗戦指向と誤解してしまっていた。当然陸自も・・・やばいやばい)
1)機略戦を行う為に作戦術で計画を作り上げる
2)そして行動をOODAループを速くすることで機略戦を実行する
3)実施において・・・
⇒陸軍:作戦術でくみ上げた作戦を維持する為に任務指揮を使う
⇒海兵:戦場を浮動状況に持ち込む為に任務指揮を使う
ですが、消耗戦においても作戦術は機能します。
1)消耗戦を行う為に作戦術で計画を作り上げる
2)そして行動をOODAループを速くすることで火力を有効に使い敵を圧倒する
3)実施において作戦術でくみ上げた作戦を維持する為に任務指揮を使う
注意が必要なのはOODAループを高速化する方法は任務指揮に限りません。
ソ連軍:下位部隊のマニュアル統制による無判断の自動的行動と計画統制で部隊行動の高速化を実現(テンポの維持による主導の確保)
※ただし上級部隊は作戦行動が上手く進展するように任務指揮する。
この方法は消耗戦にも機略戦にも応用可能なのです。
(だから長い間、西側は東側の機略戦指向を読み違え、ずっと殲滅戦指向≒消耗戦指向と誤解してしまっていた。当然陸自も・・・やばいやばい)
290Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 14:42:24.34ID:5T399T89 ソ連軍について
20年代:連続作戦理論や作戦術議論中(スヴェーチン/トリアンダフィロフ/イッセルソンなど
35年〜37年(トハチェフスキー時代)
戦略次元:殲滅戦(消耗戦)
作戦次元:機略戦(全縦深同時打撃)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
38年〜42年(WW2初期)
戦略次元:殲滅戦(数の勝負)
作戦次元:消耗戦(再建段階)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍/、ともかく突っ込ませるのみ)
43年頃〜50年代(WW後半〜朝鮮戦争時期)
戦略次元:殲滅戦(消耗戦)
作戦次元:機略戦(計画重視)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
60年代〜70年代前半(冷戦本格化)
戦略次元:殲滅戦(核戦略)
作戦次元:機略戦(計画重視)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
70年代〜90年代(ソ連崩壊)
戦略次元:機略戦(核均衡下におけるOMGによる速度戦)
作戦次元:機略戦(任務指揮重視)
戦術次元;消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
00年代以降(ロシア軍)
戦略次元:機略戦(ハイブリッド戦)
作戦次元:機略戦(任務指揮重視)
戦術次元:機略戦+消耗戦のハイブリッド(ロ軍は特殊部隊や精鋭部隊で火力を駆使する機略戦/現地軍は低練度の武装組織や現地部隊の消耗戦)
20年代:連続作戦理論や作戦術議論中(スヴェーチン/トリアンダフィロフ/イッセルソンなど
35年〜37年(トハチェフスキー時代)
戦略次元:殲滅戦(消耗戦)
作戦次元:機略戦(全縦深同時打撃)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
38年〜42年(WW2初期)
戦略次元:殲滅戦(数の勝負)
作戦次元:消耗戦(再建段階)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍/、ともかく突っ込ませるのみ)
43年頃〜50年代(WW後半〜朝鮮戦争時期)
戦略次元:殲滅戦(消耗戦)
作戦次元:機略戦(計画重視)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
60年代〜70年代前半(冷戦本格化)
戦略次元:殲滅戦(核戦略)
作戦次元:機略戦(計画重視)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
70年代〜90年代(ソ連崩壊)
戦略次元:機略戦(核均衡下におけるOMGによる速度戦)
作戦次元:機略戦(任務指揮重視)
戦術次元;消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
00年代以降(ロシア軍)
戦略次元:機略戦(ハイブリッド戦)
作戦次元:機略戦(任務指揮重視)
戦術次元:機略戦+消耗戦のハイブリッド(ロ軍は特殊部隊や精鋭部隊で火力を駆使する機略戦/現地軍は低練度の武装組織や現地部隊の消耗戦)
291名無し三等兵
2021/01/28(木) 17:58:26.53ID:XUcee0ve しかしまあ等の米陸軍には作戦術が無かったと反省しとるのに、よくまあ米国が本流だのソ連がタダ乗りの後付けだのとウソ書けるな。
これ笑うとこだよね。
これ笑うとこだよね。
292Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 18:45:38.09ID:5T399T89 でも、日本に一般的に作戦術の概念が具体的に入ってきたのは、米軍からなので、米軍が大本という誤解をしてる人は多そうに思えます。
米軍が作戦術を言い出す前にソ連の作戦術を理解して人が日本にどれだけいたのか?
ただ、ここから
A:作戦術の流れを遡って調べてソ連に行きつく人
B:そのまま米軍からの情報を元に作戦術理解を進める人
に分かれているのですよ。
個人的にはAは少数派であると感じてます・・・
(このスレとか、もとから少数派の集まりだし)
そしてBは、米軍基準の情報が中心になるので、ソ連作戦術を知らないまま進んでいくのです。
(※LansはA系列だよ。嘘じゃないよ。その前から知ってたわけじゃないの。がおがお)
米軍が作戦術を言い出す前にソ連の作戦術を理解して人が日本にどれだけいたのか?
ただ、ここから
A:作戦術の流れを遡って調べてソ連に行きつく人
B:そのまま米軍からの情報を元に作戦術理解を進める人
に分かれているのですよ。
個人的にはAは少数派であると感じてます・・・
(このスレとか、もとから少数派の集まりだし)
そしてBは、米軍基準の情報が中心になるので、ソ連作戦術を知らないまま進んでいくのです。
(※LansはA系列だよ。嘘じゃないよ。その前から知ってたわけじゃないの。がおがお)
293Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 18:53:09.86ID:5T399T89 あと・・・最新の用兵思想を追っていくと、Bに行きやすくて、
用兵思想[史]として勉強してくとAに行きやすい傾向はあると思う。
あと、80年代冷戦期の欧州戦線への興味が強いか、低いか・・・
ここすごい重要に思えます。
いろんな意味で分岐点の時代だったから。
用兵思想[史]として勉強してくとAに行きやすい傾向はあると思う。
あと、80年代冷戦期の欧州戦線への興味が強いか、低いか・・・
ここすごい重要に思えます。
いろんな意味で分岐点の時代だったから。
294Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 18:58:33.67ID:5T399T89 こういった意味で、去年翻訳版が発売されたグランツ「ソ連軍作戦術」や、
米軍エアランドバトルの成立過程の資料ってのは
作戦術理解の重心なんだと思うのです。いやほんと。
米軍エアランドバトルの成立過程の資料ってのは
作戦術理解の重心なんだと思うのです。いやほんと。
295Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 19:02:48.61ID:5T399T89 さらにいうと、ソ連用兵思想の発展はサブキンの「The Basic Principles of Operational Art and Tactics」も重要性高いんだけど・・・
まあ、翻訳版入手は神に祈ってオクを待つくらいしか入手手段が無いので、厳しいのですが・・・
(原本はGoogleBookで読めるの発見)
https://books.google.co.jp/books/about/The_Basic_Principles_of_Operational_Art.html?id=_pdCPQAACAAJ&redir_esc=y
まあ、翻訳版入手は神に祈ってオクを待つくらいしか入手手段が無いので、厳しいのですが・・・
(原本はGoogleBookで読めるの発見)
https://books.google.co.jp/books/about/The_Basic_Principles_of_Operational_Art.html?id=_pdCPQAACAAJ&redir_esc=y
296Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 19:06:26.79ID:5T399T89 一応、ペーパーバックが尼にもあります。
The Basic Principles of Operational Art and Tactics: A Soviet View (英語) ペーパーバック ? 2002/7/1
V. Ye. Savkin (著)
(最近、尼へのリンクを張ろうとすると拒否られる・・・のでタイトルで各自ぐぐって欲しい)
The Basic Principles of Operational Art and Tactics: A Soviet View (英語) ペーパーバック ? 2002/7/1
V. Ye. Savkin (著)
(最近、尼へのリンクを張ろうとすると拒否られる・・・のでタイトルで各自ぐぐって欲しい)
297Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/28(木) 19:07:35.12ID:5T399T89 あ、数日前に在庫が1点あったのに、誰か買ったなwwww
どうせ、ここいらの住人だろwwww
どうせ、ここいらの住人だろwwww
298名無し三等兵
2021/01/28(木) 21:05:56.83ID:weWQSfhC299Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/29(金) 09:39:30.84ID:LA5uIWZx >298
住人さん、どうしてそういうこと言うかな・・・が、がお
住人さん、どうしてそういうこと言うかな・・・が、がお
300Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/29(金) 13:41:54.38ID:LA5uIWZx なお
>290 から、作戦次元を削除したものが、80年代以前の米軍のソ連軍に対する認識の主流と考えると・・・
作戦次元を認識できなかった時期の西側の危うさが判ると思うのです。
(日本の場合 00年代以前のソ連軍に対する認識)
まあ、やばかったよね・・・
>290 から、作戦次元を削除したものが、80年代以前の米軍のソ連軍に対する認識の主流と考えると・・・
作戦次元を認識できなかった時期の西側の危うさが判ると思うのです。
(日本の場合 00年代以前のソ連軍に対する認識)
まあ、やばかったよね・・・
301Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/29(金) 16:16:45.44ID:LA5uIWZx ※ただし35年〜37年(トハチェフスキー時代)については全縦深同時打撃を認識していなかった訳ではなく
戦略次元:殲滅戦(消耗戦)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
を全縦深同時打撃によって達成するというような認識かと。
注意点としては全縦深同時打撃を作戦術によって実施するという認識ではなく、
全縦深同時打撃を単なる戦術ドクトリンと認識していた可能性があったのではないかと個人的には思っています。
戦略次元:殲滅戦(消耗戦)
戦術次元:消耗戦(マニュアル重視/大量徴兵軍)
を全縦深同時打撃によって達成するというような認識かと。
注意点としては全縦深同時打撃を作戦術によって実施するという認識ではなく、
全縦深同時打撃を単なる戦術ドクトリンと認識していた可能性があったのではないかと個人的には思っています。
302名無し三等兵
2021/01/29(金) 16:36:25.26ID:ZQZuaUWO303Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/29(金) 17:20:28.00ID:LA5uIWZx >302
旧軍は全縦深同時府打撃を旧軍用語でいうところの「戦法」と認識していた模様。
作戦術の理解の第一歩は、単一作戦での決勝会戦(決戦)から一歩先に進み、連続作戦の作為的構築を認識しないといけないのですが・・・
旧軍にはその視点が薄いので・・・
やはり戦術ドクトリン程度に考えていたのではないかと・・・
※注意※
決戦を志向しても連続作戦、つまり作戦術は機能しえます。
決戦を志向して、それに失敗し作戦が連続し、結果として連続作戦になるのと(例:日露戦争)
最初から連続作戦を想定し、それを決勝会戦につなげて連続作戦を作為するとは違うのです。
後述の場合、決戦を目標にした作戦術は十分にありえるのです。
旧軍は全縦深同時府打撃を旧軍用語でいうところの「戦法」と認識していた模様。
作戦術の理解の第一歩は、単一作戦での決勝会戦(決戦)から一歩先に進み、連続作戦の作為的構築を認識しないといけないのですが・・・
旧軍にはその視点が薄いので・・・
やはり戦術ドクトリン程度に考えていたのではないかと・・・
※注意※
決戦を志向しても連続作戦、つまり作戦術は機能しえます。
決戦を志向して、それに失敗し作戦が連続し、結果として連続作戦になるのと(例:日露戦争)
最初から連続作戦を想定し、それを決勝会戦につなげて連続作戦を作為するとは違うのです。
後述の場合、決戦を目標にした作戦術は十分にありえるのです。
304名無し三等兵
2021/01/29(金) 18:43:05.82ID:gxDw/OFw 戦法って定まった形式の作戦・戦闘?
305Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/01/29(金) 18:53:54.79ID:LA5uIWZx 戦術寄りの概念
戦闘方法
陸軍系の教範では「滲透戦法」などがよく見られます。
(海軍だと丁字戦法とかアウトレンジ戦法とか・・・)
戦闘方法
陸軍系の教範では「滲透戦法」などがよく見られます。
(海軍だと丁字戦法とかアウトレンジ戦法とか・・・)
306名無し三等兵
2021/01/29(金) 21:23:57.89ID:POaJpCFn 海軍で戦法はほぼ戦術ですね、それより上位概念だと戦策になる。
海軍の作戦はまさしくオペレーションで、作戦術概念ではないですね。
海軍の作戦はまさしくオペレーションで、作戦術概念ではないですね。
307名無し三等兵
2021/01/29(金) 21:25:49.73ID:POaJpCFn 日本陸軍の恐ろしいところは、ソ連赤軍に留学生送りこんでるのに作戦術を察知できていないらしいところ。
まあ帰国して説明しても赤にかぶれたとかいわれるのがオチなんだけど。
まあ帰国して説明しても赤にかぶれたとかいわれるのがオチなんだけど。
308名無し三等兵
2021/01/29(金) 22:18:36.37ID:SH5Hzw9C ネームつけて自己解釈連投するぐらいならSNSにでも行ったらどうだ?
コメント機能もあるからここより会話しやすいぞ。
するつもりあるかは知らんが
コメント機能もあるからここより会話しやすいぞ。
するつもりあるかは知らんが
309名無し三等兵
2021/01/29(金) 22:39:31.14ID:17/QwA2j するつもりないよ
馴れ合いが一番の目的なんだからいうだけ無駄
馴れ合いが一番の目的なんだからいうだけ無駄
311名無し三等兵
2021/01/30(土) 01:42:10.91ID:0SeTHruX ソ連の作戦術は「決勝会戦」なんて起きないから、複数の会戦をマネジメントする事で戦争に勝とう
とする理論でしょう。日本軍は「決勝会戦」らしき奉天会戦や日本海戦を行い、短期で収める戦争を
やろうとしていたが、統帥権を持ち出して戦争を短期で収拾するための「政治」を自らの手で破壊した。
日本には総力戦長期戦を行う「資源」も「工業力」も無かったが、アメリカの経済制裁で長期戦を行う
ハメに陥り、なし崩し的に資源獲得のため戦線を拡大し、政治の不在で戦争収拾の目処が無いまま
「決勝会戦」を求めて戦闘を続けた。日本軍は必要に迫られ会戦を企画しただけで、理論に基づいて
会戦を企画すること無く、国力が尽きて戦争に負けた。
とする理論でしょう。日本軍は「決勝会戦」らしき奉天会戦や日本海戦を行い、短期で収める戦争を
やろうとしていたが、統帥権を持ち出して戦争を短期で収拾するための「政治」を自らの手で破壊した。
日本には総力戦長期戦を行う「資源」も「工業力」も無かったが、アメリカの経済制裁で長期戦を行う
ハメに陥り、なし崩し的に資源獲得のため戦線を拡大し、政治の不在で戦争収拾の目処が無いまま
「決勝会戦」を求めて戦闘を続けた。日本軍は必要に迫られ会戦を企画しただけで、理論に基づいて
会戦を企画すること無く、国力が尽きて戦争に負けた。
312名無し三等兵
2021/01/30(土) 02:39:24.87ID:SGsx/Dau 浅すぎる
313名無し三等兵
2021/02/01(月) 08:58:03.90ID:RFoJskru 作戦術なる技術でどうにかなるもんでもないやろ
314名無し三等兵
2021/02/01(月) 08:59:07.92ID:62eigG3K 技術という捉え方が大きな間違い
315Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/02/01(月) 11:38:13.18ID:vF2wMkCh >313
作戦術は
・科学(サイエンス)
と
・術(アート)
の2つの側面を同時に持ちます(両輪)
作戦術は
・科学(サイエンス)
と
・術(アート)
の2つの側面を同時に持ちます(両輪)
316Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/02/01(月) 12:03:54.69ID:vF2wMkCh さらには
管理
科学<
技術
術 <
芸術
となると個人的には考えてます。
管理はいわゆるマネジメントであり、部隊の運用、進捗、スケジュール、リソース、タスク、物流(兵站)などの適切な管理手法、実行力
技術は文字通りの技術、腕、手腕、練度から成り立ちます。
芸術はいわゆるアイデアであり発想、創造です。
これらは密接に連携します。
つまり、アイデア(芸術)があっても、技術がなければ実現できません。また実現にあたってのマネジメント(管理)がなければ何時できるかも判らなくなるでしょう。
こう見るちと米軍はやはり科学寄りで、独軍は芸術寄りですかね。
管理
科学<
技術
術 <
芸術
となると個人的には考えてます。
管理はいわゆるマネジメントであり、部隊の運用、進捗、スケジュール、リソース、タスク、物流(兵站)などの適切な管理手法、実行力
技術は文字通りの技術、腕、手腕、練度から成り立ちます。
芸術はいわゆるアイデアであり発想、創造です。
これらは密接に連携します。
つまり、アイデア(芸術)があっても、技術がなければ実現できません。また実現にあたってのマネジメント(管理)がなければ何時できるかも判らなくなるでしょう。
こう見るちと米軍はやはり科学寄りで、独軍は芸術寄りですかね。
317名無し三等兵
2021/02/01(月) 12:23:23.94ID:62eigG3K Operational Art
318名無し三等兵
2021/02/01(月) 12:47:09.17ID:62eigG3K 中国語圏では「作戦芸術」とか訳されてたりするんだよなw
でもartの側面を強調しすぎると、ある種の人間には生理的な拒絶反応が出るらしいw
でもartの側面を強調しすぎると、ある種の人間には生理的な拒絶反応が出るらしいw
319名無し三等兵
2021/02/01(月) 21:20:40.63ID:fqP9gL3w だからソ連は英米のおかげうまく行った単純な戦略を後付けで作戦術と名乗ってるだけだって…
320名無し三等兵
2021/02/01(月) 23:00:46.37ID:/cJh8Mqz321名無し三等兵
2021/02/01(月) 23:30:24.15ID:62eigG3K なんか強烈に頭が悪いのがいついちゃったなw
322Lans ◆cFcS.yrpJw
2021/02/02(火) 02:04:41.33ID:K/PnylWj >319
残念だが、ソ連で作戦術が提唱され概念化したのは1920〜30「年代だ。
それに対し、米軍が作戦術を認識したのは1980年代初頭だ。
どちらが古いか位は判りますよね。
残念だが、ソ連で作戦術が提唱され概念化したのは1920〜30「年代だ。
それに対し、米軍が作戦術を認識したのは1980年代初頭だ。
どちらが古いか位は判りますよね。
323名無し三等兵
2021/02/02(火) 12:15:25.20ID:aqjVT5lM >>319
ソ連の作戦術の発想の根源は日露戦争。
この戦争で戦線が大きく広がり、兵力も莫大(数十万単位)になって従来の会戦の考え方ではうまく戦えなくなったことにある。
スヴェーチンがこの事に気づいて新しい考え方が必要だと提唱したものの、第一次大戦からロシア内戦に突入して1920年代までお預け状態に。
まず「ソ連から観た日露戦争」から読み直して。
それに1980年頃日本で出てたソ連軍研究本でも「作戦術」はソ連軍独自の概念だなんだと書かれてるぞい。
間違っても米軍が先は無い。
ソ連の作戦術の発想の根源は日露戦争。
この戦争で戦線が大きく広がり、兵力も莫大(数十万単位)になって従来の会戦の考え方ではうまく戦えなくなったことにある。
スヴェーチンがこの事に気づいて新しい考え方が必要だと提唱したものの、第一次大戦からロシア内戦に突入して1920年代までお預け状態に。
まず「ソ連から観た日露戦争」から読み直して。
それに1980年頃日本で出てたソ連軍研究本でも「作戦術」はソ連軍独自の概念だなんだと書かれてるぞい。
間違っても米軍が先は無い。
324名無し三等兵
2021/02/02(火) 12:17:47.34ID:aqjVT5lM 作戦術の語に関しては日本語の芸術・技術と英語のArtの意味が元から合致してないからしょうがないね。
たぶん芸術そのものも日本語と英語で概念にズレがあるし。
たぶん芸術そのものも日本語と英語で概念にズレがあるし。
325名無し三等兵
2021/02/02(火) 13:58:13.72ID:Xm7b1xp2 ??「作戦術は出版社が作った言葉!」
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