後、当時、米国で行われたミサイル・ギャップ論争ですが・・・

65年時点でSS-7が202発(キューバ危機時点で50未満)だそうで・・・

ミサイル・ギャップ論争で
「ソ連の核ミサイルは実際には少ない(推定弾頭300)、米国が圧倒的優位(弾頭6000)」
と結論付け安心したのは1962年ですが・・・

そのたった3年後には運搬手段で追い付かれてつつあったという事。
(SS-7の他に例のSS-4もがんがん増強)

60年代後半は、西側の核優勢は既に消失していた可能性があったっぽいです。
(そりゃあSALT交渉にも力入るよな)

冷戦期って調べれば調べるほど、西側優位ってのは薄氷の上の虚像に見えます。
(ただし、当時は誰しもがそれを信じていた)