>>851
同意できない部分あるが、
まあ、クラウゼヴィッツは学者としてはともかく、軍事指揮官としての目立った功績はないのは事実だ
自前の理論を実践するに関しては孫子やジョミニなどが遥かに上だ
机上の空論と批判されても仕方ないと思う

クラウゼヴィッツも多分元々実用書を書くつもりだがいつのまにか難解な学術書になってしかも数十年書いても完成できなかった
一般兵や下級将校にとって実用性に関しては他の軍事着作あるいは銃器運用技術本などさえ上だろうな
軍の上層部さえそれを理解できる人は稀で、大モルトケのレベルでもないと無理だ
速成と将校の規格化を求める現代軍事教育には必ず向いてるとは言いにくい

クラウゼヴィッツの研究を上手く実用化(ついでに本質から離れて教条化)にしたのはどちらというとエンゲルスとレーニンなどマルクス主義者

あえて擁護するなら、クラウゼヴィッツの研究を理解できれば戦争に対しての見方が変わるため、教条が通じない状況と時代の変化には強くなる