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(2)インターオペラビリティの確保
将来の空対空戦闘の成否を決する重大な要素である日米間のインターオペラビリティを確保するため、令和3年度から次期戦闘機と米軍が連携するための将来のネットワークについて新たな事業(*)を開始するなど、米国政府及び米国企業と必要な協力を実施していきます。

(*)事業名:ネットワーク構成検討
期間:令和3年度〜令和4年度
予算:約12億円計上予定
事業概要:次期戦闘機の開発に当たり、日米間のインターオペラビリティの拡充を図るための、米国装備品とのデータリンク連接に係る研究事業

(3)各システムの協力
次期戦闘機の開発経費や量産単価については、今後、構想設計作業の進捗に応じ、見積もりを確定していくこととしていますが、技術的信頼性を高め、これらの費用をできる限り低減していくといった観点から、次期戦闘機のエンジン、アビオニクスといったシステムについては引き続き米国及び英国と協議を重ね、協力の可能性を追求していきます。