ドイツの西に大国フランスがあり、またこの国は第一次大戦では航空機やエンジンの生産でも世界1・2位をあらそう超大国
でもあった。しかもイスパノ・スイザはソ連でクリーモフエンジンとして主力をなした
ベルギー戦闘機renard r.37などはあきらかにフォッケウルフFw190V1そっくりでクルト・タンクがコピーした
ドイツなどじゃがいも掘って吊るすしか能のない芋百姓であった

このような潜在力があるわけで、戦後もフランスの航空機生産や兵器輸出はだんとつで世界一であった

フランスは世界一にも、かかわらずフランスは低福祉の少子化と労使問題、そして生産効率の低さとさらに低賃金と雇用の不安定さ
まるで現代日本の自民党政治のような地獄になっていた

フランスは民需をばかにしてたために軍用一本槍で支えようとしたこれはまず兵器生産の需要はあきらかにさがっていたが
つまり国会は年にエンジン50機買うか?不要だ!かわないのかというレベルになった。これでは民間はつぶれる
政治も倒産を補助金でささえるしかないという議論ばかりになる。補助金は限界がある。ヒトラーは補助金を嫌った

アメリカに視察団をおくり生産性の高さを調査したがフランスの議員はみなアングロサクソンと敵視した
アメリカ人のよれば工場も遅れており設備もなく工員はやる気もなく給料も払われず・・かろうじて国営工業のみがややまし
公務員だからという現場だったらしい・・まるで今の日本だ

ようするに戦間期フランスを今の日本におきかえると、戦間期アメリカがいまの中国で急成長、隣国ドイツは躍進しており今の韓国というような
あとは戦間期日本がいまのベトナム当たりに位置するか・・・