小説『最も危険な遊戯』の作中、アラスカでガイド兼小型機パイロットをしている主人公が、熟練のハンターに「サバイバルに向いた銃を教えてくれ」と尋ねるシーンがある。

答えは二連の散弾銃で、バードショットで食料を調達出来るし、近付けばパックショットで熊を倒せるので、アウトドアにおけるセルフディフェンスにも使えるとのこと。
また熊に近付くのが危険すぎると考えるなら、スラグ弾を使えば離れても倒せるとアドバイスしている。弾薬の種類豊富な散弾銃ならではの対応力と言えるだろう。

本作では、分解してコックピットに備えるのが前提なので、2分割出来る水平か上下の二連散弾銃で、サバイバル用途だから軽量で信頼性を重視したチョイスになっている。
より戦闘を重視するなら、上にあるようにポンプアクションの散弾銃こそ最適解だと思う。スラグとパックショットを交互に装填したハイウェイ・カクテルにするとなお良い。