>>526
emergency voids, to be used only upon the specific authority of commanding officer

エマージェンシーボイドは「緊急時に空にする」?
voidは動詞ということですか?
燃料が入っているのがデフォルトで、緊急時に空にするのですか?
それはかなり苦しいかと
voidsと複数形になっているし、これは空隙という名詞で、その後のto be used以下に修飾されている
つまり「緊急空隙は、艦長の特別許可によってのみ使用される」
空隙をuseするとは、デフォルト空タンクに燃料を入れることではないですか?

しかもその後、燃料タンクのexpediture(支出)順序はエマージェンシー→艦底→舷側と書いてある
緊急タンクに燃料が入っているのは異常事態なので、最初に使っていち早く空層に戻しておくということなので、タンクから燃料を出すことが緊急というのは無理筋でしょう

再度>451資料から燃料の緊急最大搭載について引用すると、燃料を目一杯搭載するのは、明らかに予備浮力と水中防御力を犠牲にして行うことだ、とあります

燃料を通常タンクの95%に入れるだけでは、水中防御力は犠牲になりますか?

燃料搭載は浸水とおなじなので、予備浮力を奪うのは間違いない
これに加え、水中防御を構成している空層と液層のうち、一部の空層に燃料を入れるから、そこで水中防御力が犠牲になる

フリードマンの本にもそういう趣旨のことが書いてあります
ただフリードマン本はノースカロライナ級に限った話ではないので、もしかしたらサウスダコタ級やアイオワ級も含んだ話かもしれないけど
本来、水中弾防御装甲のないノースカだけに絞って検討する話でもないでしょう

The need for establishing the radius oil capacity arose from the fact that fueling certain ships to maximum capacity appreciably reduces reserve buoyancy and resistance to underwater damage.