(サマリー)
大和が欠陥戦艦だったというか、装甲継手部分には設計時点で是正が可能な欠陥があった
それを最後まで牧野氏は悔いていた
それが、海底で発見された武蔵の映像から裏付けられた
堤氏も含む専門家も確認し、テレビ番組にもなったが、誰もそれに異論は唱えておらず、現時点の最新情報である


射撃試験の部分
牧野氏の記載

この射撃試験の結果を率直に評価して対策を行う必要があったが、それほど重大な欠陥とは認識されず、少量の浸水を生ずる程度と判断された。
艦政本部では防水板を斜めに設ける対策で十分とし、筆者が相当丈夫な防水隔壁を設ける提案は拒否された。
最も重大なことは、下部アーマー受け材の構造上の弱点の検討を行わなかったことである。
弱点は、受け材の支持をリベットに頼ったことである。受け材の艦内側のフランジの端面を、棚板の切断面で受け止める構造とすることが不可欠の対策であった。

ここから分かるのは、
完成した大和型は、上下装甲の継ぎ手に構造上の欠陥があり、
とられた対策は防水板をつけただけで、継ぎ手の欠陥は放置された
その欠陥とは受け材の支持をリベットに頼ったこと

新事実という意味では、2015年に海底の武蔵が発見されたこと
堤氏を含む軍事、造船学、爆発物などの専門家が、海底にきれいに外れて転がっている下部装甲の映像をみて、牧野氏が懸念した継ぎ手の弱点が裏付けられたと判断したこと
これもファクト

誰よりも大和のファクトを知る技術者がくり返し語っていた構造上の懸念が、実物で裏付けられたのが武蔵発見の2015年
それ以降、これを覆す事実は何も示されていない