しょうもない知識を披露するスレ 第42幕

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1鬼軍曹
垢版 |
2021/01/24(日) 15:23:12.92ID:UwAp1Is8
前スレ
しょうもない知識を披露するスレ 第41幕
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1597706668/
2021/01/24(日) 15:51:59.83ID:SXs0++uB
>>1
乙乙
2021/01/24(日) 19:57:22.68ID:Av1bx2tA
新スレ乙です。
2021/01/25(月) 19:50:05.62ID:eljVx6MX
昭和41年から43年までサイゴンに駐在しベトナム戦争の取材を続けた、
NHKの斎藤カメラマン。
当時、北爆の報復として解放戦線の南ベトナム反攻が勢いを増し、
昼はにぎわうサイゴン市内にも夜は解放戦線からの砲撃があり、
NHKサイゴン支局にも土嚢が積まれていたほどだった。

着任してすぐ、斎藤カメラマンが先輩記者に連れていかれたのは南ベトナム政府軍の基地だった。
ここで斎藤カメラマンは解放戦線側が使っているAK47や政府軍側のM16など、
さまざまな武器を見せられ、その発射音まで聞かされることになる。

バァーンバァーンという音は米軍や政府軍のM16、
キィーンキィーンと金属性のきつい音は解放戦線側のAK47、のほか、
耳元でシューッとかすめる音がしたら顔を上げてはいけない、
ピシャッという音がしたら至近距離から撃ったものだから、などレクチャーされ、

のちに斎藤氏が市街戦の取材に従軍した折、
「市街戦の場合は接近戦で、戦闘が始まったときは双方が狙い撃ちできますから、
銃声には敏感にならざるを得ません、音だけは大変神経質になりました」
「シューッ、シューッと耳元をかすめるのは完全に狙い撃ちと見なければならない」
「これらがサイゴン駐在中に、わたしが身を守るために覚えた戦場の知恵です」。
2021/01/25(月) 19:52:18.58ID:zrsEX24r
>>4
なるほど、位置が露見していて狙撃されているのか、そもそも近くに押し掛けてる状態なのかが分かるのか
にしても生々しくて怖いな、プレス協定なんぞそもそも知らない兵士も多いだろうしなベトナム側は特に
2021/01/26(火) 00:50:23.05ID:jg0ituYI
冷戦時代に卑劣なアメリカの生物兵器による攻撃が東欧ソ連で行われポテトビートル戦争と呼ばれる戦いがあった

ポテトビートルことコロラドハムシはロッキー山脈のナス科の雑草で細々と生きていた
19世紀に北米でナス科のジャガイモ生産が拡大すると農地のごちそうで大増殖する
全米各地でジャガイモ生産量は半減し対策の進んだ現在でもアメリカのジャガイモ生産の1割以上が被害を受ける

欧州各国はアメリカからのジャガイモ禁輸と検疫強化でコロラドハムシの水際阻止を続けていた
だが第一次世界大戦で検疫どころでないフランスにアメリカ軍の支援でついに欧州上陸に成功する
現在まで163度の殲滅戦に勝利したイギリスを除き戦間期にドイツから西側はコロラドハムシが占領した
第二次世界大戦ではドイツ軍と轡を並べに東に侵攻しドイツ軍は敗走したが彼らは焦土となった東欧の地に雌伏する

戦後復興になり東欧諸国はジャガイモ生産を再開すると見慣れぬ虫に襲われ1949年ソ連リヴィウ州に虫は舞い降りた
ポテトビートル戦争が始まった
2021/01/26(火) 00:52:35.91ID:jg0ituYI
百姓の持ちたる国ソ連は伊達じゃなく国境線の軍民による徹底した駆除と検疫で防衛に長年成功していた
しかし1958年の記録的な猛暑で東欧ロシア全域に異常な強風が発生する
東欧諸国から数百万とも言われるコロラドハムシが風に乗ってソ連領になだれ込みソ連絶対防衛圏はあっさり崩壊した
その年のうちにウクライナ、コーカサスは陥落しソ連全土もコロラドハムシの軍門に降っていった
しかしポテトビートル戦争はここからが本番

これが反ソ運動に繋がるのを恐れたソ連はアメリカの謀略で米軍機がコロラドハムシを散布しているとアメリカを非難した
これを信じた東欧ソ連の民衆は不安からコロラドハムシを見るとアメリカ兵がいるに違いないと恐怖した
恐怖は確信になりコロラドハムシを撒く米兵がいたという通報は毎日鳴り止まず軍警察は出動を繰り返した
今更嘘でしたとは言えないままコロラドハムシを撒く幻の米兵を追い求める戦いは1970年代まで続いた
2021/01/26(火) 16:23:40.12ID:d6KA48xa
>>4
そういえば、UPIのカメラマンだった沢田教一氏は、NAMへ
撮影に行くと、必ず現地で
米国製のM1ヘルメットを入手する様にしてたとか。
同じ形な南ベトナム製のM1ヘルメットとは強度が違うんだそうだ。
2021/01/26(火) 18:38:35.24ID:D/32w4Vt
>>5
>>6
沢田教一カメラマンの生涯を描いた「ライカでグッドバイ」に、
当時の米軍側最前線では報道関係者が従軍すると戦闘が始まったら身体で守ってくれたり、
それも間に合わないときは伏せろと突き飛ばしたり、
プレスを守る意識は高かった、というくだりがあるね。

ただ、米軍側があまりにも報道に開かれた姿勢でいたため、
作戦上の機密漏洩や反戦運動の高まりにつながったことを快く思わなかった職業軍人は少なくなく、
ベトナム戦争に大尉として従軍したシュワルツコフがのちに湾岸戦争で事実上の多国籍軍総司令官となった折、
徹底した報道管制を敷いたのもそれが遠因だったとか。
2021/01/26(火) 18:46:46.45ID:D/32w4Vt
あと、米軍がWW2時のM1から小改良したM2を経て、
ヘルメットをケブラー繊維製の「フリッツ」に置き替えを始めたころ、
残念がる軍人も多かったとか。
「そんなもんじゃ洗面器の代わりにも、いざとなったら鍋の代わりにもならないじゃないか」。

マニュアルでは禁止されている使い方なんだが、禁を犯す軍人は少なからずいたらしい。
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