韓国型戦闘機KF-X、4.5世代だから不満?
http://news.heraldcorp.com/view.php?ud=20210128000454

KF-X事業は2013年、軍が合同参謀会議で作戦要求性能(ROC)と戦力化時期、所要量などを確定した後、
2015年12月に体系開発に着手した。 10年6か月ほどの開発期間を経て2026年に開発完了を目標とする。

KF-X事業が現在の勢いで順調に進めば、大韓民国空軍は2026年から2028年にかけて、
初度量産40機、32年まで2次量産80機の計120機のKF-Xを保有することになる。

今後、地上試験や飛行試験など、開発の仕上げまで乗り越えなければならないヤマ場も残っており、
インドネシアとの協力など、解決しなければならない問題も簡単ではない。

さらに、絶えず提起されているのが、F22やF35を含む第5世代戦闘機がすでに戦力化されており、
世界的に第6世代戦闘機の開発まで推進されている状況で、なぜKFXを4.5世代に開発するのかという不満でない「不満」だ。
このような不満はオンライン上ではかなり広がっている。

空軍と防衛産業界はこれについて、「現実を見過ごしている」と説明している。
空軍関係者は「KF-Xは最初からミドル級として"KF-16プラス"性能を目標に推進された」とし
「ハイ級ではF-35AとF-15Kを運用するため、KF-Xの第4.5世代論争は無意味だ」と述べた。

最先端技術の集合体である戦闘機の特性上、4.5世代戦闘機の開発は必ず経なければならない過程でもある。
これと関連し、KF-X開発会社の韓国航空宇宙産業(KAI)関係者は「KF-Xは4.5世代戦闘機として開発されるが、

内部武装余裕空間と底皮探傷型、最新センサーなどを保有しており、いつでも5世代戦闘機として性能改良できるように
設計段階から考慮された」とし「独自に性能改良可能なプラットフォームを持つということは今後5世代、6世代戦闘機を
独自開発できる能力を保有するという意味」と説明した。