東芝、“疑似量子トンネル効果”で組合せ最適化計算を高速・高精度化 「世界最速・最大規模」うたう独自の量子コンピュータ発アルゴリズムを開発
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2102/04/news054.html
>新たに開発したアルゴリズムのもう一つが「離散的シミュレーテッド分岐アルゴリズム」(discrete SB, dSB)。従来のSBが最適解を得られなかった理由のもう一つは“山”を乗り越えられず、「局所最適解」(最適解ほど小さくないが局所的には最適に見える解)に落ち着いてしまうからだった。この性質はSAなど他の古典力学に基づくアルゴリズムでも見られる。
>「量子アニーリング」という計算方式の量子コンピュータが組合せ最適化問題に向くとされるのは、量子特有の性質である「量子トンネル効果」で良解同士の間にある“山”を乗り越えず、トンネルのようにくぐることでエネルギーのより小さい最適解にたどり着けるといわれるからだ。
>dSBはbSBの式の中にある変数を再び離散化。「これにより、量子トンネル効果と似た壁抜け効果が生まれることが分かった」と後藤さんは話す。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/2102/04/l_ki_1609376_toshiba06.jpg
こりゃうまいなー
恐れ入るわ