>633
大西洋の戦いについて誤認が多いようです。

>WW2の大西洋における「船団護衛」の真実は、あれは輸送船を守っているわけではない。

WW2において船団護衛をOR分析を元に開始したのは英国
(ORという手法が有名になった端緒でもある)


>Uボートを誘い出して効果的に撃沈することが主眼です。

これは米軍参加後にようやく本格的に可能になった護衛空母を伴うハンターグループの話
初期は、ろくに行えておらず、いわゆるパトロールによる航路警戒方式。
そして、それでは輸送船を防護できずに、ぼこぼこに輸送船(主に独航船)が撃沈されています。
(一部のUボートは米国沿岸まで進出)

でORの結果、船団護衛方式が導き出されました。


なお、英軍が初期から後期まで間接護衛を行ったのは主に独大型通商破壊艦に対して。
(大型通商破壊艦とは戦艦、装甲艦、巡洋戦艦、重巡洋艦を指す、小型の仮装巡洋艦に対してはUボート同様に直接護衛での対処が中心)


>イギリスの食料事情は知らんが、こと海運に関しては深刻なダメージを与えることができなかった。

それはWW2です。
コーベット方式で大損害を受け壊滅寸前になったのはWW1です。