>>314
それはホーチミン自身の意見というより、ベトナム共産党内の戦争反対の空気の反映だろう。
朝鮮戦争を始めた金日成も、党の最高指導部会議では南鮮が先に攻撃して来たと説明して
承諾を得てるのは、戦争に懐疑的な空気が強かったためと言われてる。
結末を知ってる後世の人間は、簡単に戦争を決定したみたいに思いがちだが、戦争となれば
負ける可能性だってあるわけで、共産側も戦争に疑問を持つ勢力は居たろう。
それだけに、アメリカがやったトンキン湾事件は悪手だった。ベトコン分裂のチャンスを逸した。