【映像】英空母クイーン・エリザベス 地中海東部で初の実戦経験 (AP 6/22)

地中海東部、6月22日(AP)― 英海軍は6月18日から、地中海東部に遊弋中の空母「クイーン・エリザベス」の艦載機による、イラク国内の
イスラム国残党に対する掃討作戦を実施している。
同空母の存在はまた、最先端のF-35Bステルス戦闘機に対するロシアの関心を呼んだようで、空と海からの監視対象になっているという。

アフガニスタンからの撤退で手一杯の米国に代わって、イラク国内での作戦を遂行している英海軍にとって、地上軍部隊の航空支援を行うのは
ほぼ20年ぶりで、クイーン・エリザベスにとって初の実戦経験となる。
 
過去10年の間に中東シリアに進出してきたロシアの存在は大きく、かつて英米の艦艇が独占していた地中海も、ロシアの存在を無視することは
できなくなっているという。

排水量6万5000トン、総工費30億ポンド(約4627億円)のクイーン・エリザベスには、英海兵隊1個中隊を含む3700人の将兵が乗っており、
英空軍と米海兵隊のF35Bステルス戦闘機18機の他に、ヘリコプター14機が搭載されている。    

同空母は向こう2〜3週間地中海東部で作戦を続行。その後、スエズ運河経由でインド、日本、韓国、シンガポールを訪問する予定。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a82e799646a1c5566810706bf828c273e7f8ef6