F-15EXの正式名称が、「Eagle II」に決まったらしい。

2021.04.8
米空軍、新しく導入するF-15EXの正式名称を「イーグルII」と発表
https://grandfleet.info/us-related/u-s-air-force-announces-official-name-of-newly-introduced-f-15ex-as-eagle-ii/

(抜粋)
これまでの電子妨害システムは予め収集された信号の基づいた警告や妨害にしか対応していないが、
AIと機械学習を応用したコグニティブタイプの統合型電子妨害システム「EPAWSS」はデータベースに記録されていない
未知の信号に対しても瞬時に解析を行い使用された無線周波数を特定、その情報を元に機上で
再プログラムが可能なデジタル無線周波数メモリ(DRFM)やデジタル周波数技術ジェネレーターを
同時に駆使して広範囲に自機の位置や速度を偽装した誤信号をばら撒き敵の攻撃から自機を保護することができる。

このような電子妨害システムはデジタルステルスと呼ばれており第5世代戦闘機の開発で出遅れた
欧州の方が開発と実用化で先行しており、F-15EXが採用するEPAWSSもBAEシステムズ製だ。

ただEPAWSSは低率初期生産が開始さればかりで初期作戦能力の獲得は2025年の夏頃になると
言われているため2024年に予定されているF-15EX部隊の稼働には間に合わない。
しかし米空軍はEPAWSSに相当期待しているので既存のF-15EにもEPAWSSを採用することを検討しているらしい。
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へ〜。なかなかすごいな、EPAWSS。
ステルス機ではないが、AAMいっぱい詰めるミサイルキャリアー(ミサイリアー?)としてなら悪くないか。