>>963
>>964
グリペンはC型であれば安くつく、とされるな。
中欧のある国に提示した案が60億くらいだったはず。
結果としてはF-16に敗れたようだが。

グリペンは、エンジンやレーダーなど中核部品が外国製で、売り込み戦略のために値段を下げる自由が無い。
逆に言えば、グリペンに組み込むエンジンとレーダーを日本が提案し、統合する設計をサーブに委ねるなら、多少値段が高くても許容できる。
だってそのカネは日本に還流するんだから。
(残念だが、F-3に備える日本には自主改良するような設計余力が無いだろう)。

機体は、コストの面から新素材利用を抑制したC型準拠とする。
エンジンはXF-5の2基とし、胴体後部を再設計して双発化する。空中給油口設置の関係で双尾翼とする。双尾翼レイアウトは、サーブにとっては、T-7Aですでに経験済みだ。
XF-5には、推力偏向ノズルが付けられるという、他にはない利点もあり、格闘戦に弱いというグリペンの評価を一新するかも知れない。

デルタ翼と双尾翼、推力偏向ノズルの組み合わせは、防衛省が公式に出しているF-3の想像図の構成と一緒であり、日本にも得るものがある・・・といいねえ。
実際に配備するかどうかはともかく、共同開発には夢がある。