「兵器を中心とした日本の光学工業史」によると

「地平面的に数粁を離隔して主測遠機と分測遠機とを配置し両測遠機が目標を公会測量的に照準し分測遠機で求められる方向角が電気的に主測遠機に誘導せられ、
主測遠機の方向角と共に三角公会法が成立し、両方向角が組み合わされて主測遠機上に電気算定が行われ(中略)
 この連立三角算式は電気算定具によって算定せられ、更に函数抵抗の平行誘導によってと砲側に射向と共に電送される。
 砲側では方向及び射角の両電流計を夫々のハンドルで測合すれば、刻々の射撃準備を
完了する。」

だそうです。