>>710

>- (前略)ビスマルク級を、ドイツでは「あらゆる脅威に対処可能な」装甲配置と自画自賛している。(p. 133)

大塚が書いているのは、装甲の「配置」であり、砲弾を弾き返す装甲板の強度ではないことに注意が必要
シャルとビスの装甲配置は下甲板を水平装甲にして舷側装甲の下縁に繋げるのが共通しているが、ビスは標的艦への実弾実験をして更に装甲配置を見直している
大塚批判は、シャルとビスの装甲配置の違いを踏まえてのこと?

シャル級は舷側装甲の上部が45ミリと薄く装甲防御の弱点と115ページにあり、ビスマルク級は同じ場所に装甲を設け(ちなみに145ミリ)大落角弾への対応を図ったものと82ページに解説してある

それは、
>ただ水平装甲までも貫通されるまでの距離を、上方修正するのが精一杯である

という、「日本語版Wikiにも引用される資料」とやらの記述にも整合する
これも、大塚解説とそっちの根拠となる資料が両立すると言える例

間違いは誰にでもあるが、間違いであると認定するのは慎重にしたい
的外れな批判になってしまうと恥をかくもの