>>717
>大塚が書いているのは、装甲の「配置」であり、砲弾を弾き返す装甲板の強度ではないことに注意が必要

それが正しいとすれば、なおさら問題だ。貴方はWikipediaに引用されてる節の表題をご存知か。
それこそ「Die Panzeranordnung」(装甲配置)という。訳出されてる部分のみを読んでも分かるように、
「こういう理由があるからこのような装甲配置にしました」というのがその節の主旨であり、ドイツ側は
その中でビスマルク級の装甲配置の長所と短所を論じている。で、短所に触れた部分には強い危機意識が
滲んでいて、大塚の主張するように「『あらゆる脅威に対処可能な』装甲配置と自画自賛」してなど
いない。

>大塚批判は、シャルとビスの装甲配置の違いを踏まえてのこと?

踏まえてのことだよ。だって『Unterlagen und Richtlinien zur Bestimmung der Hauptkampfentfernung
und der Geschosswahl, Heft a』はそもそもビスマルク級の関連資料だもの。そこでなお上述の短所が
危機意識も色濃く記述されているんだよ。

>的外れな批判になってしまうと恥をかくもの

申し訳ないが、俺には上記の理由で「大塚が書いているのは、装甲の「配置」であり、砲弾を弾き返す装甲板の
強度ではないことに注意が必要」という貴方の指摘の方が的外れであり、反論になっていないと思われる。