>>970

牧野技師の反省としては上部舷側垂直装甲と下部舷側垂直装甲のそれぞれの受け材を
25mm棚板を挟んで向かい合わせにして鋲接しただけなのが、弱点だった
魚雷爆発や砲弾の衝撃で鋲が切断して抵抗にならなかった。
上下受け材は直接向かい合わせに接してキーを挿入してお互い強固に結合すべきだった。
受け材の背後の支持構造についても、缶室の天井板まで延長した棚板の端面で保持すると
全体が強化されて、魚雷や砲撃の衝撃で受け材が弱点になることはなかったろう

とは言及している。

大和横断面を見ると缶室や機械室の天井板の高さはちょうど上下舷側装甲の接合部に高さが
近いんだから棚板で接合部の背後を缶室天井まで連続させたら良いのに、とは思うね。