多胴船は検討段階だからひとまず置いといて

リグ坊はこれ見て落ち着け

https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2021pdf/20210205080s.pdf#page=10

> 防衛省は、2020 年6月以降も、イージス・アショアを 陸上に配備するための代替地について、ブースターの落下が予想される範囲に住宅等が存 在しないことを最優先の要件として、我が国全域を効果的に防護するとの観点から検討を 行ったが、代替地はないとの結論に至った6。

> 防衛省は、同年9月以降、イージス・アショアの構成品を移動式の洋 上プラットフォームに搭載する方向で、米国政府や日米の民間事業者を交え、その技術的 実現性、搭載機能、コスト等について検討を実施した。その結果、イージス・アショアの 構成品を洋上プラットフォーム(護衛艦、民間船舶、リグ(浮上式施設))に搭載すること は技術的に可能であることが確認された。防衛省は、この案について、常時継続的な防護 態勢は定期整備や気象・海象の影響を受けることになるものの、イージス・システム搭載 護衛艦(イージス艦)8隻体制と組み合わせることにより、情勢に応じて(弾道ミサイルを迎撃する態勢を取ることが必要な場合に)我が国全域を常時継続的に防護し得る態勢を 構築することが可能となるとの評価を示した8。
その後、防衛省において更なる検討が行われた結果、洋上プラットフォームとして、民 間船舶及びリグを採用せず、情勢の変化に応じ、運用上最適な海域へ柔軟に展開すること が可能で、自己防護能力を確保した「イージス・システム搭載艦」2隻をイージス・アショ アに替えて整備することとされ、同年 12 月 18 日の閣議決定に至った。