>>119
>で、結局言いたいことはこんな人事は無茶苦茶だ、なの?それともこんなもんだよね、なの?

ぶっちゃけ両方。
戦後世界では海戦で空前の戦功を挙げ、なおかつ数千万人の日本人の命を救った稀代の英雄に対して
海自の下した処遇は余りにも冷淡では無いか?・・ と文句を付ける外野はおそらくいたでしょう。

もっとも藤堂の挙げた戦功がなまじ大き過ぎる故に、昇進して政治的な存在にされた挙句に与野党の
政争に巻き込まれたりしたら、それこそ藤堂の最も望まぬ状況でしょう。

それに1巻冒頭と3巻巻末で描かれた藤堂夫妻の描写からすると、彼自身は統一戦争で自分の
社会的な役割は終わったと見なしているようだから、予定通り海将補で退役してあとは妻と共に
悠々自適の余生を過ごすつもりでしょうしね。

記念艦やまとの終身名誉艦長のポストを提示されたらそれはそれで快諾しそうですが。