大和型は敵戦艦にアウトレンジ戦法を仕掛ける設計思想だったという言説に対して
「射程ギリギリだとまず当たらないから日本海軍もその距離で砲戦するつもりは無かった」
「想定する砲戦距離はもっと近くで欧米戦艦の射程内だった」
という向きの反論があり現在はこちらが定説で「アウトレンジ戦法はなかった」と言われます
しかし想定する砲戦距離において大和型は敵戦艦主砲に我のバイタルパート貫通を許さず
一方的にこちらだけ18インチの威力で敵戦艦の装甲を抜こうと考えていました
この「敵に抜かれず自分だけ抜ける距離で一方的に勝つ」即ち彼我の装甲に対する有効射程で上回ろうという思想を
「アウトレンジ戦法」と呼ぶのは日本語的におかしいのでしょうか?
仮にアウトレンジ戦法と呼べないとしてこのような「対装甲有効射程で上回る」思想は
軍事学的に何か専門用語が定められていますか?