500km先から強烈な打撃!大きく変わる陸軍の戦術、陸上自衛隊は?
https://www.youtube.com/watch?v=fSaJTZ_GYM4
(要約)
将来を見据えて米陸軍の戦術が大きく変わろうとしている。
米陸軍では2028年を目標にマルチドメイン作戦(MDO)と呼ばれる概念を導入した。

陸上、海、空、宇宙、サイバーの領域に広がるセンサー類からの情報をAIで即座に
解析し、目標分類、敵・味方の状況、最新の地形情報など、刻々と変わる状況を
ほぼリアルタイムで陸軍の各部隊と共有し、陸軍の長距離精密打撃能力と連結する。

敵がこちらを探知する前に、遠方から一方的に叩くことを狙ったものだ。

陸軍の長距離精密打撃能力として、射程40kmのGPS誘導榴弾砲や、
HIMARSやMLRSの後継となるPrSM戦域弾道ミサイルを開発中で、最大射程500km、
精密誘導可能で、移動目標への攻撃をも目指す。

また宇宙空間における監視網(TSL)構築のため1200機の小型人工衛星を打ち上げる
計画を立てている。

自衛隊がTSLに相乗りできるかは微妙だ。日本はRCEP経済連携協定に参加してし
まったため、同協定には通信網の開放や通信機器の制限解除がもりこまれており
米軍情報が日本経由で漏洩する可能性を指摘されても致し方ない状態だからだ。