ライ麦が生産化されたのは5千年前の北欧とされ、ローマ帝国では致命的な麦角菌の中毒などもありきらわれたがコムギより
寒冷や貧しい土に適するために東ヨーロッパでは主穀物となる。中世はエンバク栽培もさかんだがライ麦パンは多少膨らむため
エンバクのパンよりは美味しいとされた
ドイツの黒パンは小麦を混ぜるがロシアは小麦が寒冷でとれないから完全な黒パンで

エンバクは馬の飼料として重要でモンゴルでは人間の料理ともされるがベラルーシはエンバクの粥、カーシャが食べられることが多かった
なお自動車の普及によって軍馬の生産が激減し、ウマの飼料が主要目的だったエンバクの栽培面積も激減
ロシア以外では重要度が下がり、かわりに世界的にソルガム(コーリャン、モロコシ)が増大してる

コウリャンはC4植物という利点があり干ばつに強い。味はにがいため先進国はたべないが、アフリカではソルガムの粥が主食である
豚ではソルガムはトウモロコシよりも効率的な飼料で、牛に給餌する場合、ソルガムはトウモロコシに比べて栄養価が高く、、
毎日の体重増加が改善されるため、乳量の増加が見られました
太陽エネルギーを変換したり、水を利用したりするのにコウリャンは非常に効率的で増大する世界的な食料需要を満たすための
食料源として調査が行われています

満州のコウリャン畑とか何に使うかと・・・すごい有能