代替イージスに「多胴船」案 高い安定性、コストで懸念―防衛省
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021050100340&g=pol
政府が導入を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に替わる「イージス・システム搭載艦」2隻について、
防衛省は複数の船体を持つ「多胴船」とする案を選択肢の一つとして検討に入った。
揺れに強く洋上での長期運用に適しているとの考えからだ。
コスト面などに難点があるため、通常の型とする案を含め絞り込みを進める。複数の関係者が明らかにした。
イージス搭載艦は北朝鮮の弾道ミサイルへの対処が主な任務。
防衛省は早ければ、今夏に取りまとめる2022年度予算概算要求に建造費を盛り込み、26年度の完成を目指す。
多胴船は二つの船体からなる「双胴船」と主船体の脇に二つの副船体を持つ「三胴船」に分かれる。
防衛省が建造した艦艇としては、海上自衛隊の双胴船「ひびき」型音響測定艦が3隻ある。
この他、防衛省は民間企業が所有する三胴船の高速フェリーを借り上げ、輸送船として使っている。
多胴船の最大の特長は「耐洋性」と呼ばれる洋上の安定性で、高波でも影響を受けにくい。
音響測定艦に採用されたのもそれが理由の一つだ。設計によっては甲板を広く取れ、高速航行も可能という。
陸上イージス配備は17年に特に相次いだ北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、常時警戒体制を敷くことが目的だった。
その代替となるイージス搭載艦も、2隻でできるだけ切れ目のない運用を確保することが求められる。
乗組員の負担を軽くする観点からも耐洋性は重要なポイントだ。
多胴船案については海自に積極的な声が強い。
防衛省幹部は「検討する価値はある」と明かし、別の幹部も「現場の意向は重い」と語る。
一方、多胴船は構造が通常の艦艇より複雑なため、建造コストが膨らみかねない。
加えて、防衛省に多胴船の建造・運用実績は3隻の音響測定艦しかない。
知見の少なさから、完成時期がずれ込む可能性もありそうだ。
探検
護衛艦総合スレ Part.151
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101名無し三等兵
2021/05/02(日) 07:46:58.42ID:8kS8MgsJ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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