>>6
>栄を金星とすれば航続力が20%低下すると試算しており

この試算の対象は金星50型改、すなわち金星62型である。
零戦52型は機内燃料タンク570Lに対して、
零戦64型は機内燃料タンク650Lに加えて、水メタタンクを60L程度(63型のデータ)を積んでいるはず。
金星4xや5xなら水メタタンクは不要なので、ここを燃料タンクに出来る。
故に燃料を2割以上多く積めるため、航続距離問題は解決可能

>より出力を向上した「金星」五〇型(1300馬力)なら性能向上が見込めますが、
>これは太平洋戦争中盤以降の登場で、
実際に搭載した九九式艦上爆撃機二二型は、1943(昭和18)年1月の登場です。

金星5xの零式輸送機22型のデビューは1942年、
96陸攻23型はイマイチ良く分からんが、
A作戦に参加したと言う記述を信じるなら大戦前にデビューしてる事になるが・・・

>零戦が圧倒されたアメリカ海軍のF6F「ヘルキャット」艦上戦闘機は、
>この頃には実用化されており

F6Fの初陣は1943年9月、仮に1月デビューだとしても対峙するのはF4F。
44年中盤には金星62型搭載機が間に合うから、F6F対抗はそこまで待てば良い。