>>976
当時のドイツ軍の観点からは妥当な性能向上策だけれど
実戦を知る日本としてみれば
肉薄攻撃をするのに液冷発動機とか
ダイブブレーキなど駆動部が多いのにさらに爆弾槽付けてしまうとか
速度のために大事な要素を犠牲にしてるし
脚関係のトラブルが起きやすく離艦距離が問題になる艦上機のモデルには向かないでしょう
これは十六試艦攻ほか、全然顧みられてないけれど
爆弾槽やめて低翼、十三試艦爆なら初めから発動機を震天か金星、火星(巡航燃費はDBと同じ)
軽く単純に作ってればモノになったかもしれない

アメリカも爆撃槽付の艦爆をいくつか作らせて、どれも評判が悪い(試作のみのものも含め)
アメリカに対して、日本は実戦経験だけが圧倒的に豊富だったが、空技廠その他はそれを活かせなかった