2021.05.16
米空軍は次世代戦闘機の新しいプロトタイプを製造中、台湾での戦いにF-22は役に立たない
https://grandfleet.info/us-related/u-s-air-force-is-building-a-new-prototype-of-a-next-generation-fighter/

(抜粋)
米空軍はNGADプログラムの情報についてガードが固く新しい情報をなかなか与えてくれないのだが、
久々に米空軍で戦略とマルチドメイン(多次元戦闘)作戦のコンセプト開発を担当している
クリントン・ヒノテ中将がNGADプログラムに関する新たな情報を明かして注目を集めている。

まずNGADの中心的存在(?)である有人戦闘機について「昨年登場したプロトタイプとは異なる
新しいプロトタイプが製造段階に入っている」とヒノテ中将が明かしたが、今後の戦いの中で
有人戦闘機が中心的な役割を担うのかについては「決定していない」と答えており、
F-22の後継機であるNGADファミリーの主役は無人機(もしくは無人運用が基本の戦闘機に
オプションで有人運用がつくかもしれない)になる可能性もあるという意味なのだろう。

さらにヒノテ中将は無人戦闘機プログラム「Skyborg(スカイボーグ)」に搭載されるシステムは
最終的に完全な自律性を獲得した無人戦闘機(UCAV)になる予定で、このシステムの一部を
有人航空機に組み込むことも検討しており既存の航空機にもオプション有人=つまり基本には
無人運用が可能になるかもしれないと言及しているのが興味深い。
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ヒノデ中将(日系アメリカ人?)の言葉が全て真実だとすると、なんだかんだ言いながら米空軍は
ポストF-22の開発を無人機を主体にした構想を、着々と進めているのか。
デジタルセンチュリーなんてやり方は、今のところ米帝くらいしか実現できないのではないか?