南米コロンビアのドゥケ大統領は25日、北部の対ベネズエラ国境都市ククタにヘリコプターで向かっていたところ、何者かから銃撃を受けたことを明らかにした。

 ヘリにはモラノ国防相とパラシオス内相も同乗していたが、死傷者はいなかった。

 ドゥケ氏はビデオ声明で「着陸点に近づいていたところで攻撃を受けた。機体に複数の穴が開いた」と説明した。
ククタ一帯の密林地帯では左翼ゲリラや麻薬組織が暗躍。15日には軍基地で自動車爆弾テロが発生し、多数の負傷者が出ていた。