国家安全保障政策/国家戦略研究スレッドPart10

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1JTAC
垢版 |
2021/05/29(土) 09:02:28.02ID:uyV7ZCAg
我国の繁栄と安全を守る国家安全保障政策とこれを実現する国家戦略を研究・提案するスレッドです。

○国家安全保障政策とは
国家の独立と繁栄を維持するために、主に軍事的な脅威などから国家を守るコンセンサスを形成する政策。国家は多様な価値観を包含しており政策は必ずしも他の政策・党派と整合するものではない。

○国家戦略とは
国家目的を遂行する最高位の観点から、平戦両時に政治・軍事・経済等の国力を効果的に運用する統一的・総合的・全般的な戦略。安全保障政策を上位構造とするが、政策上の不整合は政治的なプロセスを経て国家戦略により統合が図られる。階層構造下位の戦域戦略、作戦、戦術の準拠となる。

○戦略の位相
国家戦略を構成する全ての位相(軍事・経済・文化・社会・科学技術etc.)を議論の対象としますが軍事を主たる切り口とし、それ以外の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

○戦略の階層構造
戦略を構成する全ての階層構造(世界観・政策・国家戦略・戦域戦略・作戦・戦術・技術)を議論の対象としますが、戦術次元以下の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「本質はdetailにこそ宿る。それは栄光無きものに非ず。」

○戦略と戦史
戦略とは一般的な法則が成り立つような分野ではなく、戦史において淘汰される複雑系・非線形・進化的なプロセスです。議論の根拠たり得る戦史上の事象(古代・中世・近世・近代・現代)を議論の対象とします。

○当スレッドのスタンスと地誌について
当スレッドは明らかにネット右翼(ネトウヨ)スレッドです。対象脅威を尊称で奉る趣味はございません。戦史・兵要地史の一貫性のため歴史的な略称(支那・北朝鮮・南朝鮮・台湾・米・英・仏・露・独他)を推称します。

○戦略思想家の格付け
●神様リスト
クラウゼヴィッツ、モルトケ、コーベット、リデル・ハート、マイケル・ハワード、J.C.ワイリー、ジョン・ボイド、エドワード・ルトワック、コリン・グレイ、ジェフリー・ティル、アザー・ガット、片岡徹也
●疫病神リスト
ジョミニ、フォッシュ、フラー、マハン、ドゥーエ、ハマン・カーン、バーナード・ブロディ、クレフェルト、ミアシャイマー

「勝利は既に(戦略次元で)確定している。卿らの上に大神オーディンの(作戦次元以下の)恩寵あらんことを。」
2JTAC
垢版 |
2021/05/29(土) 09:06:57.80ID:uyV7ZCAg
過去スレ

part1:

https://itest.5ch.net/test/read.cgi/army/1535374656/l50

part2:

https://itest.5ch.net/test/read.cgi/army/1559042235/l50

part3:

https://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/army/1580299584

part4:

https://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/army/1588761899

part5:

https://itest.5ch.net/test/read.cgi/army/1595587097/-100

part6:

https://itest.5ch.net/test/read.cgi/army/1602167880/

part7:

https://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/army/1608128228

part8:

https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1613014907/

part9:

https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1618142015/-100
3JTAC
垢版 |
2021/05/29(土) 09:24:24.39ID:uyV7ZCAg
軍の実際の活動の場は戦争である。
だが軍は平和の中で育ち、むしろ平和が状態であって平和裡のうちにその大半を過ごす。
この軍の存立目的とルーティーンとの矛盾は、軍の実戦的な訓練を困難にし、
戦争が突如現実となった時には、危機への対応を困難にする。

平時、外面的に整っていれば十分であり、精神の部分が着目されることはまずない。
だが、これが戦時にはあらゆる勝利の前提条件、部隊の真価を生み出す。
戦時には優秀な頭脳ではなく、卓越した性格がより重きをなす。
戦場の殊勲者の多くは、駐屯地暮らしでは頭角を現すことはなかったであろう。

用兵では何を為すかではなく、いかに為すかが縷々重要になる。
強固な決心と簡明直截な構想を一貫して遂行することが、目標に到る最も確実な道である。

(「高級指揮官に与える教令」/ヘルムート・フォン・モルトケ著/片岡徹也訳)
4JTAC
垢版 |
2021/05/29(土) 09:29:46.25ID:uyV7ZCAg
戦争はより一層の要求を将校に課す。
将校は実践躬行により兵士の信任を獲得しなければならない。
期待されているのは冷静と安定した自信を保ち続けることである。

将校は最も危険悲惨な場所に身を挺することが望まれている。
まず一番の勇者が彼に加わり、他の者たちも引き寄せられていく。
兵員の頼りは第一線の小隊長と大尉である。
部下全員が彼らを注視している。

(「高級指揮官に与える教令」/ヘルムート・フォン・モルトケ著/片岡徹也訳)
5JTAC
垢版 |
2021/05/29(土) 09:43:40.87ID:uyV7ZCAg
だが、兵員を導くのは、指揮官の知性でなければならない。
指揮官の地位が高くなるにつれ、その責任は大きくなっていく。

指揮官は疲労、心理的動揺、自失そして苦難といった悪条件の下で、最も困難な決心を行わねばならない。
決心は明瞭かつ疎漏なく伝達されねばならない。
当事者たちにしばしば不足するのは、何よりも熟考する時間的なゆとりであり、
現在の状況を確実に掌握する間違いのない論拠である。

寄せられる報告を基本に状況は掌握されるべきであるが、
時として報告は不十分であり、矛盾もし、まったく到達しないことさえある。
ある地点の危険を過大に報告する一方で、別の地点の危険を見落としていることがある。
意図してか意図せずしてかはともかく、誤った報告が行われることがある。
大体それは、多かれ少なかれ報告者個人の解釈が混入するためである。

命令を発するには、指揮官を取り巻く朦朧とした霧のなかから、何が妥当であるかを
(しばしば推測上というに過ぎないが)見出さなければならない。
命令を遂行させる途上で、思いもよらかなった好機と、予測もできなかった障害にぶつかることがある。

(「高級指揮官に与える教令」/ヘルムート・フォン・モルトケ著/片岡徹也訳)
6JTAC
垢版 |
2021/05/29(土) 09:49:19.34ID:uyV7ZCAg
だが、不確実性の霧の中にあって動揺してはならないことが、少なくとも一つある。

それは決心である。

変更やむなきが明瞭になるまでは、最初の決心をみだりに変えたり、
敵の行動に追随することはあってはならない。
一貫して実施される簡明直截な行動が目標達成への最も確実な道である。

(「高級指揮官に与える教令」/ヘルムート・フォン・モルトケ著/片岡徹也訳)
7名無し三等兵
垢版 |
2021/05/29(土) 21:25:29.66ID:aDvpFvBB
人民解放軍・海軍は通常戦で勝てない事が露呈されつつあるわけだが、
このことが逆に習近平及び人民解放軍が戦端を開く原因になっていく、
ということはあるのだろうか?
ルトワックの言うパラドキシカルな論理というやつだ
8JTAC
垢版 |
2021/05/29(土) 21:47:34.12ID:uyV7ZCAg
>>7
>逆に習近平及び人民解放軍が戦端を開く原因になっていく、
>ということはあるのだろうか?
>ルトワックの言うパラドキシカルな論理というやつだ

「パラドキシカルロジック」を適用した場合は、

「軍事的な方法論では勝てない」→「非軍事な方法論で目的を達成しようとする」

・・・です。

そして実際、やってます。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
5ちゃんねるの広告が気に入らない場合は、こちらをクリックしてください。

ニューススポーツなんでも実況