>>649
一時代(もう二時代くらい前かな?)の艦船は蒸気タービン、それも石炭ボイラーだったからボイラーそのものが複数必要で各ボイラーの排煙量が多いから煙突がボイラーごとに個別(少しはまとめていたとはいえ)に必要で、「煙突の林」になる。
燃料が石油(重油)になると排煙量は多少マシになったけど、それでも一つの煙突にまとめるのはなかなか無理が多かった。
船体の平面に対して機関室の占めてる面積が大きいので、一つにまとめると船体内で煙路が長くなる(スペースの無駄だし船内が過熱する)し。
軍艦だと機関室を一つにまとめるのは防御上よろしくない(一箇所被弾したら全滅する)ので、最低でも二箇所くらいには分けたから、煙突も最低二つは必要になったりする。