>>814
近代的な戦艦の艦橋の事なら、当時はまだ製造技術が未完成で、また製造経験の不足から、戦艦に相応しい装備や形状が分かっていなかったから。
海軍の主力が戦艦から駆逐艦やフリゲートに変わっても、艦橋の装備や形状に関して言えば、現在だって試行錯誤の真っ最中だ。

最初期の戦艦の艦橋は、デカい鉄のパイプのトライポットだとか、エッフェル塔や東京タワーを筒状にした籠型のポールで上に測距器と、操舵場所を付けていた。
やがて技術や経験則が貯まると、そこへレーダーだの指揮所などを場当たり的に付け加えていくから、時には個艦毎に形状が異なる、複雑な形状になってくる。