栗は虫媒花で花粉を遠くに飛ばさないため、縄文遺跡の集落跡から大量のクリ花粉が検出されてるのは事実やね。
ただし、それが”栗の人工林の栽培”と呼べるか?そもそも農業の定義は何処から?には未だ結論が出てなかった筈。

実際問題、利用価値の低い雑木から切り出して薪や何やに消費していれば、意図せずとも植物相は変わっていくだろうからぬ。
あと粟やヒエ、豆類などの原始的な栽培化、栽培化による形質の変化などなどもまだ研究中だな。今後の進展でどうなるものやら。