>>311
それはちょっとおかしいだろ
彼我の配置や戦力が正確に分かっていなくても、『敵軍がその能力の装備を保有している』という事実だけで、
現場の行動には常にその存在と対応を計算に入れておくことが求められるようになる
つまりはソフト・ハード両面に余分なリソースを割くことを強制する訳で、これは総合的に見れば抑止力の一環ともなり得る

何もスパイだ機密情報だという話でもなく、普通に「うちの対艦ミサイルは射程は大体〇〇ですよ」と言っておけば、
その国の戦闘艦はそのミサイルを積んでいるかも、という意識を常に持っておくことになり、要は一定以上の舐めプ行動はできにくくなる
(搭載するプラットホームに制約があるならもう少し違うが)

もちろんこれは両海軍に言える事で、対艦ミサイルや空母、潜水艦のような矛と、DDGややはり空母のような盾という可能性の総合力が複雑にせめぎ合うのが戦場で、
この力の開きが一定以上に開き、不確定要素を加味しても勝利の確実性が高いと判断された時、戦争は起こりやすくなる
まあここまでくると対艦ミサイル云々というレベルではないが、それでもその一要素なのは間違いない