>>872
捕虜になっても指揮官として兵を統率する将校の役割がなくなるわけではないから。
捕虜に労働させることができるといっても給料は発生するし、捕虜からなにかを取り上げるときも、捕虜になったほうの国の将校が兵に命令して、台帳に記録を残して帰国するときなり戦後なりに精算することになっている。
指揮官と兵を区別しない、むしろ積極的になくす、というとシベリア抑留の吊し上げとか自己批判の強要とかみたいになって、階級で動く軍隊という組織、秩序、信頼、士気を破壊することになる。

だから単純に将校が仕事しないとかではなく、捕虜にとったからって軍人の矜持を奪うようなことはお互いするなよ、という話になってる。