ものごとの本質を理解した方がいいぞ
まず単純なライセンス生産が国内開発より高くなることはないぞ

F-2が高くなったというのはベースになるF-16とは事実上全く別機なほど再設計したから
F-16によく似た全く別の機体を開発した上に更にライセンス料とかも取られるから高くなる
単純なF-16の仕様程度のライセンス生産だったずっと安くなる
それでもF-2を開発したこと自体は無駄でなかったし技術的発展の貢献も大きかった

日本のT-XではT-7AやM-346を別機にするほど改設計なんてする必要は全くないから国内開発より高くなることはない
特に規格や兵装に共通点が多い米空軍のT-7Aを大規模改修する必要性なんてほとんどない
国内開発機でT-7Aライセンス生産より低コストの機体を提案するというのは不可能だと思ってよい

T-Xを国内開発するには納期に間に合うのが絶対条件であり
更に国内開発しても低コストである提案をしないと国内企業による新規開発案は通らない
防衛装備庁が将来練習機・将来教育体系についての構想を研究しなかったということは
それに関しては技術的意義が無いと認定されているのと同じだから

例えばベル412ベースのUH-2なんて海外機の日本版ながら自衛隊以外でも警視庁が導入できるほどのコストで収まっている
スバルよれば輸出も考えているとのこと
アメリカのT-6なんかは元はPC-7を大規模改修した機体でも輸出できるほどだ
練習機や汎用ヘリなんてこういう世界なのだから国内開発機は技術的メリットが相当にないと
コストで勝負になったら新規国内開発では勝ち目がほとんどない