>>63

FBWがあれば推力線がズレたら自動で当て舵してくれるぞ。
ちなみにF-5やF-15では若干推力線を内股にして、推力線を合わせるようにしている。

FBWで予期せぬ機動に繋がるのは旧世代機の話。
エアバスA320の事故はレアケースだから(とはいえ、制御工学上の大問題になったが)
しかし、猫も杓子もFBWのこのご時世では”そーゆー事故”が起きる可能性はないとは言わないが非常に少ないだろう。

…ということで、エンジンが死んだらおしまいの単発機はどーよ?ということになる。

多分、防衛省の中でもこの理屈で国産開発を潰したい人が居るのかも知れないが、海外と違って、エンジンデッドの軍用機が住宅街にツッコんだら大変なことになるぞ。
先年、アメリカ海軍のCVW-5が厚木から岩国に移駐したが、その原因になった事故が、VMFP-3のRF-4Bがトラブルで民家に突っ込んだ事故があった(1977/昭和52年)
この時のアメリカの対応がDQNと言われても文句が言えないものだったことから”反基地運動”が激化。

結果、最終的には岩国移駐ということになったが、勿論その費用はわが国持ち。

双発で頑丈なファントムだってこういう事故を起こすことがあるんだから、用心に越したことはないという話。