自民が二分しそうだ


9月末の任期満了に伴う自民党総裁選に向け、党内で神経戦が始まっている。
無投票再選をねらう現総裁の菅義偉首相ら党執行部に対し、安倍晋三前首相に近い高市早苗前総務相が立候補の意向を表明。
中堅・若手議員らからも政策論争を求める声が上がる。

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中堅・若手議員を中心に、複数の候補で総裁選を実施し、党の存在感を高めた上で衆院選に臨むべきだとの声も根強い。
平将明衆院議員は5日の自身のツイッターに「中堅若手からも総裁選に候補者を出したい」と投稿した。

こうした動きに、菅氏に近い党幹部は「総裁選で政治空白を作っていいのか」と警戒する。
総裁選の投開票日は26日に決まる予定。
衆院解散がなければ、総裁公選規程に基づき9月20〜29日の間になる。

党内ではコロナ禍などを理由に、総裁任期を延長することも検討されている。

https://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S15006425.html