さきほどアフガン政府のガニー大統領が“重大放送”を行うと国民に発表があったんで
降伏か辞任かと騒ぎになっていたが、放送の内容は軍や治安機関に対して徹底抗戦を
呼びかけるものだったとのこと。
とはいえ、政府側の敗色濃厚のため、すでに辞任の意向を固めたとか、辞任の際に流す
ビデオを収録済みとの流言が飛んでいるうえ、本人もカブールからどこかに避難した
という話が出ているとか。
カブールが陥落した場合、政府側に残る要衝は、ドスタム将軍が頑張っている北部の
マザリシャリフのみになるとか。

報道によると、すでにタリバン軍先鋒はカブール市の外郭から15kmまで迫っており、
米軍筋は日曜日中にカブールが陥落して政府が崩壊しても不思議じゃないとの報告を
バイデン大統領に送ったとのこと。
撤退援護のため、今日の夜明けから久しぶりに米軍機がカブール市に迫ったタリバン
軍に爆撃を繰り返しているため、もうちょっともつかもだな。
タリバン側があっちこっちで虐殺事案を起こしているので、米英加などが協力者や
粛清されそうな人物・団体に、バグラム空軍基地へ集まるよう指示を出した模様。