>>667
>ランチャー方式よりVSLの方が構造簡単だと思いますが
>なんで誰も思いつかなかったのですか?

ミサイルの構造が簡単でもなければ信頼性も低かったから。

ミサイルは撃つたびに別に保管された推進部と誘導部と弾頭と安定翼を組み立ててチェックしてた。
モノによっては液体燃料も入れなきゃならなかったし。
https://www.okieboat.com/Copyright%20images/Talos%20Mk%207%20launching%20system%201024.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=ghCaBHA8mD0

不活性ガスを充填したコンテナにミサイルを詰めておけば15年間メンテフリーにできるくらいにミサイルの信頼性が向上したから、イージス艦でおなじみのVLSが成り立つわけで。

>>673
>ただVLSは多目標同時対処能力があってこそ活かされます、

時間あたりの火力投射が優れているのはVLSのメリットではあるが、VLSがイージスみたいな多目標同時処理のために作られたというわけでもない。実際、SAM用VLSを世界で最初に実用化したのはイージスシステムが無いソビエトだし。

Mk13やMk26みたいに弾庫からミサイルを弾種別にガイドレールで出し入れしていちいち防爆ドアやカバーをぱたぱた開け閉めして、ターターで700キロ、スタンダードで1.5トンのミサイルをアームでぶん回す必要がないので、可動部が減っただけシステム総体の信頼性は上がる。
そもそもそんな面倒くさい仕掛けを船に作る必要がなくなるし、甲板にランチャーがなければRCSで有利になる。イージスでなくてもVLSを使っている理由だわな。