1964年のベトナムでは、グリーンベレー達は「M-1カービン」を絶大に信用していた。
M-16も送られて来てはいたのだが、見向きもしなかった。
1944年に米陸軍は、セミオートのみだったM-1カービンにフルオート射撃機能も付与した「M-2」を完成させた。
これが米軍初の「アサルト・ライフル」だったと言うこともできる。
WWII中に、M-1ガランドライフルは200万梃生産された。
それに比して、M-1カービン/M-2カービンは、600万梃以上も生産されたのである。
それでたとえば1943年時点で、米陸軍のいくつかの歩兵師団では、隊員の4割が、
M-1ライフルではなくて、M-1カービンを持っている、ということにもなった。