>>498
当時の連合軍も「日本人は天皇を神だと信じてる」と思い込んでて、捕虜教育で「天皇は神じゃなくて人間なんだぞ?」と説いた。

反応は「は?何言ってるの当たり前でしょ?」というもので、連合軍の捕虜担当者の方が面食らったとか。
要するに「神のような存在の人間」とは思ってたが、「神そのもの」とは思ってなかったというお話。

江戸時代の将軍様だの、大企業の社員における社長と同じ扱いだったわけよ、要するに。
ヨーロッパにおける王様とか、あるいは宗教的なもんならイエス・キリストだって人間だったわけだし、エライ人とか尊敬する人のため力を尽くすのと同じ。

なのになんで「日本人は天皇を神で人間じゃないと信じてる」なんて話になったかというと、戦後のGHQがそう宣伝したからとしか。
戦争に負けてひたすら卑屈になってるうちに、なぜか日本人も「そう言われればそうだったかも?」みたいな、妙な同意がなかなか直らんかった。