T-2はそもそもMk801で最適化されてるからパワーの話にはならないし、F-1ってのは言うほど重くなっていない。
最大離陸重量をT-2、F-1、Mk102搭載の単座ジャギュアで比較すると、12.8トン、13.6トン、15.7トンとなる。
アンダーパワーが問題というならそれはジャギュアのほうがよほど深刻だし、あっちはイギリスなら80年代半ばにさっさとトーネードに機種転換するか、21世紀まで使い潰して飛行隊ごと解散、フランスは21世紀まで引っ張って解散。
改良型エンジンに換装できたのは機種更新の話がでなかったからと言える。
日本ではどんなタイムラインだったかというと、Mk104ができたあたりの1981年に56中業で後継機FSXの調達が決まり1990年から退役することになってたし、1984年に耐用年数の延長が決定しても予算を高額なエンジン換装に振り分ける話は出なかった。
部隊配備が始まって4年後には後継機までのつなぎの扱いだったわけだ。

低バイパス比ターボファンで双発の構成にできるエンジンってのは選択の余地が無いし、低バイパス比だから低空での燃費がいい=低空侵攻でも戦闘行動半径を大きいから、F-1はASM-1、さらには国産の高精度の航法装置とあわせて初代対艦番長を名乗れた。
「アドーアの悲劇」とか言ってるのは、アドーアの改良型がいつできたのかも把握できないような相当なバカだぞ?