昭和12年といえば、九七艦攻が完成し、九六戦が実戦配備、九六艦爆もそれに続く
陸攻が完成したばかりなのと同様、ちょうど実戦で列強と戦える状態になってきてた
しかも九四艦爆が実戦でホーク3戦闘機を独力で排除して爆撃を完遂

固定脚や複葉の見た目と裏腹に、艦戦と艦爆は敵の戦闘機を含む飛行隊を駆逐した
(これで艦戦は遅し、と文句を垂れるのだから軍令部は大した根性だ)
すぐに全滅した八九艦攻も、まもなく陸攻並みの速度の九七艦攻に代わる

陸攻主義の誤りを正す機会は与えられていて
もはや、艦上機が頼らなかったから空母への傾倒はできないなんて言ってる時期じゃあない