それに、ミッドウェーの米陸海軍航空隊は練度高いとは言えないし、B-17は特に戦果報告も過大でひどい

ともあれ、戦闘機10機(というか増槽の落ちてる一機と空を追いかける9機)の接触を受けた陸攻11機では、敵空母の捜索をすることも叶わず、すぐに攻撃できる標的を雷撃して退避するしかなかった
これは動かし難い事実
エンプラから17マイルの距離でずっと観察されてるのに(戦前の文書だから1マイルはノーティカルマイル、17浬だ)
陸攻隊はその巡航速度で6分未満の距離を捜索(目視してたかどうかを百歩譲ってやっても)できなかった
と言うか、17マイル先で敵空母から遠ざかるよう変針したのに10機の戦闘機(うち9機は増槽付き)に二機やられてる
時間あたりの被撃墜数で比べても単発機と同等以下だよ
陸攻が強いのは高度7000から8000とかで、当然飛行場には薄く無効な爆撃を、対艦攻撃はそもそも無理
そんなこともダメ押しで読み取れる海空戦だ
戦闘機の進出半径を超えた攻撃機なんて昼間攻撃には使い物にならない、という支那事変以来の戦訓はまたも証明されてしまった