そのCOTS品の半導体に付いては、一つ解決策があるんだよ。
それは「ミニマルファブ」という半導体製造装置なの。
産業技術総合研究所とかが中心になって開発した製造装置で、半導体の多品種少量生産を可能としている。
YouTubeとかに実演している動画があるよ。
公開情報なので資料を貼っとく。

ミニマルファブシステムの構想と実現に向けて
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/77/3/77_3_249/_pdf
目指すは3Dプリンターの半導体版!?ミニマルファブ ・プロジェクトリーダー原 史朗氏インタビュー 投稿日:2016年02月25日
https://www.ipros.jp/technote/interview-minimalfab/
既に技術は完成していて、JAXAと産総研が共同で宇宙用のチップを開発して実証している。

少量生産システム(ミニマルファブ)で集積回路の試作に成功- JAXAと産総研がミニマルファブで製造した集積回路の宇宙機搭載へ道を拓く -
https://www.jaxa.jp/press/2019/05/20190510a_j.html
これならクリーンルームは要らず、半導体の製造ラインを通常なら5000億掛かる処を、たったの5億で立ち上げられる。
俺はこのスレで何度か、日本独自で次期練習機の改修・改造が許可されなければ駄目だと書いているけど、その理由の一つがこのミニマルファブの活用なんだよね。
日本に改修・改造の権限が無いと、外国の言い値で半導体とかを買うか、外国にミニマルファブの技術を提供して生産して貰う事になる。
技術的成果の少ない練習機開発で日本の切り札の一つとも言える技術を提供したら、各省庁からフルボッコにされ防衛省の発言力は大きく低下するだろうな。